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April 07, 2008

[アップル] ミュージック販売ボリュームで1位に

1月と2月の二ヶ月間の売上高で、アップルがウォルマートを抜いて1位となりました。
NPDグループの調査によると、市場シェア率は以下の通りとなってます。

アップル:19%
ウォルマート:15%
ベストバイ:13%
アマゾン:6%
ターゲット:6%

こんな記事をエントリーしたばかりでした。
[アップル] ミュージックリテーラー2位へ浮上
アップルは一気に売上を伸ばしているという印象です。

NPDによると、一枚もCDを買わなかったティーンエージャーが、06年の38%から昨年にはおよそ半分になっているそう。当然彼らはネットでダウンロードしているわけです。

先週のこの記事にもつながるわけです・・・
[ウォルマート] 音楽CDに新たな価格体系の導入検討

店頭でCDを買うという行為が過去のものとなりつつある。この市場の大変化をいかに新たなビジネスチャンスとするのか。
ほんとうにこの市場、激変という表現がぴったりマッチすると思います。

投稿者: 鈴木敏仁 日時: 12:58 PM | | トラックバック (0)

August 09, 2007

ウォルマートによるSNSプロモーション

ウォルマートがMySpaceに次ぐ米SNS大手のFacebookを使って、新学期セールの販促展開を始めることを明らかにしました。同社は一度オリジナルのSNSを立ち上げたのですが見事に失敗していまして、既存インフラを利用する戦略に変えたようです。

‘Roommate Style Match’というグループをFacebook内に作り、参加者は質問に答えてゆくと最後に推奨商品のリストが出てくるという仕組みだそう。自社サイトとリンクさせ、ネットでも買えるし、‘Site to Store’つまりネットでオーダーして店舗で受け取る、という選択肢もある。

Facebookは学生向けのSNSで、新学期セールで狙うべき層が集まっています。またティーンエージャーによるウォルマートに対するイメージは、決して悪くありません。
意外に高いウォルマートのブランドイメージ
そういう意味では、この取り組みは悪くない。Second Lifeに仮想店舗を作るよりはよほど効果があると思います。

10月31日までサービスを提供するそう。
結果が楽しみです。

>>SNSをご存じないかた、私が立ち上げた我が国流通業界初のSNS、R2Linkにぜひご参加いただき、体験してみて下さい。今のところオープン登録制です!!

投稿者: 鈴木敏仁 日時: 03:06 PM | | コメント (0) | トラックバック (0)

August 03, 2007

アマゾン生鮮のテスト開始

アマゾンが生鮮の取り扱いを始めました。名称はアマゾンフレッシュ、アマゾン本社の近隣の小さな商圏でのパイロットテストです。

アマゾンは随分昔から食品をやりたかったのですね。99年にホームグローサーというネットオンリーの企業に4250万ドルを投じ、失敗、これを2001年に買収したウェッブバンも消えてなくなりました。ネットバブル時代です。

でもあきらめなかった。
03年にグルメフードの取り扱いをはじめ、昨年の5月にはグローサリーの扱いを始めた。
アマゾン、グローサリービジネスを開始

少しずつ、自分の手で、ネット販売しやすい領域からはじめ、いわば最後のステップとして一番難しい生鮮の取り扱いに挑む、というわけです。

特徴は、自社トラック(チルド対応)12台を抱えて自社配送体制としていることにあります。

さてこの取り組み、ネット上で意見を読むに、うまくいくかどうかの予測は真っ二つに分かれてます。

DSCF4393.jpg基本的にアメリカは人口密度が希薄なので、食品デリバリーというビジネスモデルが成立しづらいところがあります。唯一専業でうまく行っているのはマンハッタンを商圏とするフレッシュダイレクト。全米でも有数の高人口密度商圏ですね。

だから、一般的に考えると、非常に難しそうだとしか言いようがない。ただ高い技術を持つアマゾンならではの、非常にユニークな機能を提供できれば、おもしろいのかもしれません。
例えば、こういうサービスです。
アマゾンがグローサリーの自動補充サービスを開始

こちらもご参照下さい >> アマゾンの生鮮調達先

投稿者: 鈴木敏仁 日時: 02:19 PM | | トラックバック (0)

July 24, 2007

ウォルマートがネット販売2.0へ進化

ネット販売2.0という表現は私が勝手につけた表現です。

今までのネット販売はいわばカタログだったわけですね。リテーラー側が提示し、お客が見て買う。情報の流れは一方通行でした。ところがアマゾンが、消費者に商品評価をさせてしまうシステムを作って成功してしまった。ユーザーがサイト構築に積極的に参加してしまうという意味で、ウェッブ2.0型の新しいパラダイムを作った。

つい最近まで、ネガティブな評価が増えるのを恐れて、大手リテーラーはこの仕組みを横目で眺めてきました。しかし、ぼつぼつと取り入れる企業が出てきて、うまくいってしまい、保守的な業界にも少しずつ浸透し始めています。

私の知る限り、ターゲット、ホームデポ、ロウズ、ウォルグリーン等が商品レビュー&レーティングのシステムをすでに取り入れてます。これに、ようやくウォルマートも重い腰をあげたということです。

この商品レビュー&レーティングのシステムについては、いろいろ分かってきていることがある。ポジティブな評価の方が多いこと、ネガティブな評価は潜在的な問題点を洗い出す有効なツールになること、評価を知ってからかうので返品が減ること、などですね。

実は現在東京にいるのですが、昨日の講演のテーマが『流通小売業界とウェブ2.0』、このあたりの話をさせていただきました。

ナレッジのあり方が劇的に変化しています。今まではつかむことができなかった情報を、ネットを使っていかに表出させてすくいだせるか、これがこれからのテーマとなっていくことでしょう。

投稿者: 鈴木敏仁 日時: 05:24 PM | | トラックバック (0)

July 02, 2007

アップル、ミュージックリテーラーとしてのシェア3位へ

NPDというリサーチ企業の調査によると、アップルのシェアが10%となり、アマゾンの6.7%を抜いて3位となったことが分かりました。1位はウォルマートの15.8%、2位はベストバイの13.8%だそうです。

アップルという企業の革新性というものを思わず考えてしまいます。いまやあたりまえになりつつありますが、ハードとしてのプレーヤと、ソフトとしてのミュージックを、ネットでつなげてしまうという、それまで思いもつかなかったことを普及させてしまったわけです。
iPhoneの投入で、また新たな何かが起ころうとしているようにも感じます。

ちなみに専門店としてのアップルは、単位面積あたりの売上高が全米一番。
最近私はイノベーションということをいろいろ考えているのですが、アップルこそイノベーティブな企業と言う名称がふさわしいと思ってます。

投稿者: 鈴木敏仁 日時: 01:40 PM | | トラックバック (0)

April 04, 2007

アマゾンがグローサリーの自動補充サービスを開始

この自動補充とは店頭発注の自動化という意味ではありません。消費者に対する新サービス、言ってみればお客の買い物の自動化、ということになります。

名称はSubscribe & Save、取り扱い可能商品から選択すると、1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月、6ヶ月というスパンで補充頻度を選ぶことができます。発送前に通知が来るのでいらない場合はキャンセルできる、支払いは発送した段階、といった仕組みや、配送料無料というおまけもついてます。

取り扱い可能商品はグローサリー、つまり加工食品と消耗頻度の高い非食品です。サプリメントやビューティケアの一部の商品も含まれています。

このシステム、おそらくネット販売が登場したころからアメリカのスーパーマーケット業界では言われて来ていることなのですが、どの企業も実現するに至っていません。
アマゾンに先を越されたということになります。

昨年くらいからネット販売でレビューとレーティング機能をつける大手小売企業が増えてきているのですが、これもアマゾンが随分前に始めた仕組みです。

少なくともネット販売の仕組みという観点からは、やはりアマゾンはどんどん先を行っている印象が強いですね。

投稿者: 鈴木敏仁 日時: 02:33 PM | | トラックバック (0)

February 19, 2007

「ネット販売2.0の時代」Vol.11,No.08

アメリカ流通eニュース

 ネット販売が注目され始めたのはネットバブルの時代で、バブルがはじけた後はスポットライトがすっかりあたらなくなってしまったが、ピュアなネット企業も、リアルとネットを持つデュアル企業も、それぞれがますますネットを強化して売上を伸ばしているというのが現状である。
 さてこのネット販売、ひとつハードルを越えて今は次の次元へと進み始めている。アマゾン形式の商品レーティングを取り入れて、いわば双方向形式として成功する企業が増えてきているのである。ネット販売2.0、といったところだろう。

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投稿者: 鈴木敏仁 日時: 12:21 PM | | トラックバック (0)

December 13, 2006

カタログ配布量の増加が意味することは・・・

アメリカではカタログ販売は大きな市場の一つでした。シアーズが過去の代表格です。これは広大なアメリカで、交通手段が未成熟だった時代に、町まで買いに行かなくても済むというコンビニエンスを提供して定着したものです。

しかしネット販売が勃興し成長したことで、紙媒体はなくなるものと私は思っていました。
ところが、アメリカの郵送によるカタログの配布量は減るどころか年々増えているのだそうです。
05年は5.5%増の192億冊だったのですが、04年が5.3%増、03年が3.8%増で、年々増えている。(BW誌)

予想に反して増えている理由は、郵送で届けられた紙媒体を見て、ネットで買ってくれることを期待しているからなのだそうです。
これは確かにありえるかなと、自分の行動を振り返ってみて感じました。

この目的の変化は、誌面のデザインの変更にも現れているそうです。昔はアイテムをできるだけ掲載していたわけですが、今はネットに行けば商品をいくらでもチェックできるわけなので、いかに買う気を起こすかに重点が置かれている。いわば、ライフスタイルをイメージとして売るデザインとなっているわけです。
これも最近のカタログを見ると、確かにそうかなと思います。

最近やけにカタログが多くなったなと感じていたのですが、そういわけかと合点が行ったのでした。
またバーチャルがリアルを駆逐するわけではない、バーチャルとリアルはお互いに補完しあう関係なのだ、そんなことも思いました。

投稿者: 鈴木敏仁 日時: 03:49 PM | | トラックバック (0)

May 30, 2006

ショッピング検索の1位はホームデポ

Nielsen//NetRatingsの調査によると、4月に使用されたショッピング用の検索キーワードの順位は、ホームデポ、ウォルマート、ターゲット、シアーズ、ベストバイ、の順番なのだそうです。

これは個人的にけっこう意外な結果なのですが、皆さんはどう思われますでしょうか。ウォルマートはアマゾンに次いで2番目のアクセス数だそうですから、検索でも上位に来るのは分かるような気がするのですが、ホームデポが1位ですか・・・。

ホームデポがオンライン/カタログ企業を買収」というタイトルで記事にしましたが、ホームニーズ領域はネット需要がやはり高いのかもしれませんね。

投稿者: 鈴木敏仁 日時: 08:43 PM | | トラックバック (0)

May 26, 2006

アマゾン、グローサリービジネスを開始

アマゾン・コムがグローサリービジネスを始めました。1万4000skuを"EDLP"で販売するのだそうです。配送料はSuper Saver Programが適用されますので、25ドル以上買うと無料となります。

在庫は自分で持っており、自社のセンターから商品が送られます。
アマゾンの場合、実は取り扱い業者が持っている商品であることが結構あり、この場合発注するとオーダーが業者に転送され、25ドル以上の買い物でも配送料を取られることが多い。

グローサリーは自分たちで扱うというわけで、アマゾンの意気込みを感じます。現在はドライグローサリーだけですが、今後は生鮮も視野に入れるとしていますし、やる気はマンマンという印象ですね。

"EDLP”?って感じではありますが(笑)

このトライアル、うまくいくかどうかは微妙なところじゃないでしょうか。アメリカでは食品のネット販売は過去に一度頓挫しましたが、今では大手スーパーマーケットも強化してますし、競合はかなり激しくなりつつある。
アマゾンブランドがこの領域でどこまで通用するのか、注目したいと思います。

投稿者: 鈴木敏仁 日時: 07:50 PM | | トラックバック (0)

May 24, 2006

ネット販売市場が2,000億ドルを突破

3年前に1,000億ドルを超えたネット販売市場が、年内に2倍の2,000億ドルを突破し2114億ドルとなるという予測が発表されました(Shop.org)
ただしこの数値には旅行ビジネスが含まれていて、これを除くと1,380億ドルだそうです。

旅行を除いた小売売上高の昨年の成長率は28%増で、トータル市場の4.7%となっています。

相変わらずネット販売は伸びているのですが、背景にはリアルとネットを融合させる各社それぞれの取り組みがあります。リアルとネット間の価格やロイヤルティプログラムの統合、店頭にキオスクを置いて情報を提供する、ネットで買った商品の返品を店舗で可能とする、など。

消費者の視点で言うと、両者はさらに融合して行って欲しいですね。そうすることでさらに利便性が増して、買い物する側は助かります。
リアルとネットの境界線はどんどん溶けていくことと思います。

投稿者: 鈴木敏仁 日時: 08:52 PM | | トラックバック (0)