July 19, 2010
[アマゾン] デジタル書籍の販売冊数がリアル書籍をはじめて上回る
アマゾンの過去3ヶ月間のデジタル書籍の販売冊数が、はじめてリアル書籍を上回ったそうです。
詳しい数値は公開されていませんが、リアル書籍100冊に対してキンドルによる電子書籍が180冊とのことです。
また259ドルから189ドルに値下げしたことで、キンドルの売上高も急増しているとのこと。ただこちらも具体的な販売数については明らかにしていません。
アマゾンって、実は必要最低限の数値しか公開しない企業なんですよね。
アナリスト泣かせだと言う話を聞いたことがあります。
こういう話を聞くと、デジタル書籍の時代だ!、なんてことを言う人が出てくるものですが、アマゾンも、業界関係者のコメントも、非常に慎重な姿勢です。いまのところたとえばデジタル書籍の伸びがリアル書籍の売り上げに影響を与えているという統計数値はないそうで、デジタルがどれほどのインパクトを持っているのかという点については未知数というのが大方の見方です。
まあ、今すぐ紙が無くなるとは思えませんしね。
ただ、紙のなんらかの領域がデジタルに置き換わってゆくということは確かだろうと私は確信はしています。
投稿者: 鈴木敏仁 日時: 4:22 PM | | コメント (0) | トラックバック (0)
July 9, 2010
[バーンズ&ノーブル] デジタルイニシアチブへの投資額は1億4,000万ドル
2011年度のデジタルイニシアチブへの予定投資額です。日本円に換算するとおよそ140億円となります。
ゴールについての記載があるのですが、分かりやすい。
「ネット店舗の電子書籍数を最大化するために、リアル店舗、ネット、モバイルといった環境を通して、複数のプラットフォーム上に、すべてのフォームで供給することにある」。
ここで言う複数のプラットフォームとは、同社のヌックと、アップルのiPhoneやiPadを指していると思います。
またすべてのフォームとは、おそらくファイル形式のことを言っているのでしょう。
つまりあらゆる経路で、あらゆるデバイスへ、自社が取り扱っているコンテンツを提供したい、ということです。
書籍の電子化の波がどんどん高まってきているのを感じます。
投稿者: 鈴木敏仁 日時: 2:45 PM | | コメント (0) | トラックバック (0)
June 11, 2010
成長するMコマース
本日のWSJ誌がMコマースについての記事を掲載しています。メモ代わりに数値をここにまとめておきます。
・モバイルデバイスを使っての購買市場は昨年よりも1億ドル増えて年内に22億ドルに達する。これは2008年の5倍以上。
・モバイルデバイスを使用しての購買を除いたEコマース市場はモバイルよりも低い11%の成長率で1,448億ドルとなる。
・通常の小売市場の成長率は2.5%程度の見込み。
・現在およそ30%のリテーラーがMコマース用のサイトを持っている。
この8月にはホームデポがMコマースサイトをオープンさせ、買い物もできるiPhone用のアプリを投入するそうです。
iPhoneに代表されるスマートフォンの普及がこのトレンドを後押ししてますね。
携帯ドミナンスの日本もだいぶ変わってきているそうですから、Mコマースもこれから伸びて行くことでしょう。
投稿者: 鈴木敏仁 日時: 1:21 PM | | コメント (0) | トラックバック (0)
May 28, 2010
[アマゾン] iPad向けのアプリケーションを投入
アマゾンがiPad用で本を読むためのアプリを導入しました。全世界で使用可能、キンドルストアで公開している書籍を買うことができます。特徴は、最後のページ、ブックマーク、ノート、ハイライトを、キンドル、キンドルDX、iPhone、タッチ、マック、iPadといったデバイスでシンクロナイズされるところにあります。
つまりどのデバイスを使ったとしても、読むのを中断した最後のページが出てくる、というわけですね。
実はバーンズ&ノーブルもiPad用にアプリを提供しているんですね。iPhoneやブラックベリーに加えて、来月中にはアンドロイド搭載のスマートフォン用のアプリも投入するそうです。
このニュース、少し気になりました。
というのも、アマゾンはキンドル、バーンズ&ノーブルはヌックで、囲い込みを狙っていたわけですよね。目論見としてはiTunesとiPodのようなインテグラルな仕組みを作り上げようとしていた。
でも開放しちゃったわけですよ。
iPadがそれだけ強かったということかな。
アマゾンもバーンズ&ノーブルも、アップルが構築した大きな輪の中に溶け込むことを選んだというわけです。
でも、iPadと、キンドルと、ヌックの三者が共存できるんでしょうか。
興味津々です。
投稿者: 鈴木敏仁 日時: 1:16 PM | | コメント (0) | トラックバック (0)
May 21, 2010
[プロクター&ギャンブル] ネット直販を開始、狙いはマーケティング
プロクター&ギャンブルがネット直販を開始しました。サイト名はeStore、自社の商品を消費者に直接販売しています。1月に始めることを公にしていて、その後テストをしつつ、今月に入って公式公開にいたったというわけです。
目的は利益を上げることではなくてマーケティング、消費者動向を直接把握しようとするもので、獲得するインサイトは自社のブランドへ利用するだけではなくて、小売企業とも共有するとしています。
P&Gはネット直販にはずいぶん以前から自らの足を踏み入れていて、90年代末から例えばビューティケアのReflect.comや、TheEssentionals.comなどを作り、しばらく運営してスクラップしています。
なのでアメリカの流通業界においては珍しい事例ではないのですが、日本ではあまり聞かないことですよね。
今回はレビュー機能や、Facebookと連動するなど、今までとはまた違った取り組みを実施しているようです。
もう一つ面白い話。
ヨーロッパでブーツの商品をイタリアのファーマシーへ販売するというニュースが今月初めにリリースされてます。ブーツがイタリアのファーマシーに商品を売るためにP&Gの流通販路に乗せるというわけです。
ブランドはLaboratories Serum 7。
これってアメリカではターゲット、カナではショッパーズ・ドラッグ・マートが独占販売形式で売ってるブランドですね。つまり海外においては一つの独立したブランドとして売ろうとしているものでして、とすると今回の取り組みが成功すると、P&Gを使って海外で販路をこれから拡販するということがあるのかもしれません。
日本にも、商品で再上陸するかもしれない。
P&Gっておもしろい企業です。
投稿者: 鈴木敏仁 日時: 2:57 PM | | コメント (0) | トラックバック (0)
April 6, 2010
[フレッシュダイレクト] サービスエリアを他州へと拡大
アメリカで唯一のネット専業のスーパーマーケット、フレッシュダイレクトがコネチカット州のグリニッチと、ニューヨーク州のウェストチェスターへサービス範囲を拡大することを発表しました。
フレッシュダイレクトは8年前に創業した企業で、オリジナルのメイン商圏はマンハッタンです。アメリカでネットスーパーがブームなってバブってはじけたのが2001年、その直後に失敗を糧にしながら創業してビジネスモデルを育ててきた企業です。
ですから業容の拡大には極めて慎重なスタンスで、マンハッタンのビル街を対象としてきたのですが、現在サービスしているビルの隣のビルに拡大するにも非常に慎重に計算してから出るというやり方を取ってきたと言われてます。
ですからこの企業が他の地域にサービスエリアを拡大すると聞くと、思わずエントリーせざるを得ないわけですね。
低荒利の食品をネット専業で売るには、高い人口密集度と一定レベル以上の所得層が必要なんだろうなとこの企業を見てるとつくづく思います。
投稿者: 鈴木敏仁 日時: 1:46 PM | | コメント (0) | トラックバック (0)
March 19, 2010
[バーンズ&ノーブル] 突然の社長交代、後任はネット事業から
昨日に続いてバーンズ&ノーブルです。創業一族の二代目CEOが退いて、後任としてネット販売事業のトップが就任する人事が発表されました。突然のことだったようです。
新たに新CEOとなるウィリアム・リンチは昨年2月にネット事業の責任者として外部から来た人材。HNSというネット販売企業から移籍してきたのですが、それ以前もネット系の企業にいて、キャリアはリアルな小売業界ではありません。
これが意味していることは明白、書籍のデジタル化を見据えて新たな方向性を模索しようとしているのでしょう。
昨日エントリーしたプロモーションは、リアルな店舗と電子書籍でシナジーを上げてみようとする取り組みでしたが、この模索を如実に表すものでした。
詳しいことは流通eニュースに書こうと思ってます。
投資家のロン・バークルが買収に動いてますし、バーンズ&ノーブルはしばらく何かとニュースを賑わせそうですね。
投稿者: 鈴木敏仁 日時: 12:01 PM | | コメント (0) | トラックバック (0)
March 18, 2010
[バーンズ&ノーブル] 電子ブックリーダーと店舗のシナジー効果を出す
アマゾンのキンドル、アップルのiPadと、電子書籍市場がにわかに賑やかになってきましたが、書籍チェーンストア最大手のバーンズ&ノーブルもnookというリーダーを昨年末に投入して市場に参入しています。
このリーダーを使って、店舗への来店動機を作るプロモーションを開始しました。名称はMore in Store。nookを持って来店したお客に対して、無線LANで店舗内だけでしか閲覧できないコンテンツを提供するというプログラムです。
コンテンツは書籍、毎週新しいタイトルを投入し、4週間サイクルで入れ替える。またインストアのみの値下げ販促や、無料コーヒーサービスなどもつけるようです。
バーンズ&ノーブルがアマゾンやアップルと唯一異なるのは店舗を持っている点です。このリアルな資源を活用してシナジー効果を上げようという試みということになります。
ただアマゾンと比べるとやっぱり出遅れ感はいかんともしがたいし、アップルと比べると機能やコンテンツの豊富さだけではなくブランドパワーなど総合力で勝てそうにない。
これからiPadが出てくると、市場は一気に二強状態へ流れて行ってしまうような気がします。
ただ少なくとも、店舗とブックリーダーを重ねて相乗効果を出そうとする取り組みはおもしろいんじゃないかと思い取り上げました。
投稿者: 鈴木敏仁 日時: 2:47 PM | | コメント (0) | トラックバック (0)
December 1, 2009
[サイバーマンデー] 売上高は増加、歳末の出足は好調
昨日の月曜日はサイバーマンデーでした。
サンクスギビングーの4連休が終わり、月曜日からは仕事でリアルな店舗に行けないためネットで買い物を始める日、という意味で命名されたものですね。考案したのはNRF(全米小売業連盟)で2005年のことでした。
WSJ誌によると、前年比で売上高は11%増、しかし客単価は14%減でした。ただしこれは民間調査企業による500ブランドの追跡結果です。
そのほかにもいろいろ数値が出ているのですが、総体として良かったようです。
良かったのが、リアルからネットへシフトしたからなのか、全体が増えているからなのか、はまだ分かりません。
また先週末のネット販売の増加率が11%という数値もあって、とりあえず歳末のネット販売市場が伸びているということは明らかですね。
ブラックフライデーと合わせて今年の歳末の出足はまあまあ、といったところのようです。
投稿者: 鈴木敏仁 日時: 1:29 PM | | トラックバック (0)
October 17, 2009
[ウォルマート] ネットでアマゾンと価格勝負
10/16付けのウォールストリートジャーナル誌が、ウォルマートとアマゾンの価格マッチングについて記事にしています。
10/15にウォルマートが発刊前だけど有名な書籍10冊を予約してくれた人に対して、価格を10ドルに値下げするプロモーションを開始。
これに対してアマゾンがすぐに価格マッチさせ、同じ本を10ドルに値下げ。
ウォルマートはすぐに反応し、翌日の朝までに9ドルに落とすと発表。
これにアマゾンも対応して9ドルに値下げ。
そして10/16の午後の時点では、ウォルマートはすべて8.99ドルとしていて、アマゾンよりも1セント安く売っています。
定価が22~35ドルというハードカバーで、完全に赤字販売、ロスリーダーです。
この新刊本をロスリーダーにすると言う売り方は、流通が再販制度で守られている日本ではあり得ないことです。
ウォルマートはネット販売に本腰を入れてますね。
アマゾンと戦おうとしている。
アマゾンは当初ネット業界のウォルマートになると言っていたのですが、もう越えてしまったように思います。これに対してウォルマートが真剣に勝負を仕掛け始めた。
ウォルマートがネット販売に注力し始めた理由は数日前に書いたとおり、プロジェクトインパクトで店頭アソートメントを絞っている分をネットで補完しようとしているのです。
投稿者: 鈴木敏仁 日時: 5:53 AM | | コメント (0) | トラックバック (0)
October 13, 2009
[ウォルマート] ネット販売にヘルス&ビューティケアを投入
ウォルマートがヘルス&ビューティケア商品と消耗雑貨の一部をネット販売に投入しました。
ネットを見ると中分類は、ビューティ、ダイエット&ニュートリション、ホームメディカル(介護用品)、インファント&チャイルドケア(おむつ等のベビー用品)、マッサージ&スパ、メディスン・キャビネット(薬)、パーソナルケア、ファーマシー(調剤)、ビタミン&ハーブ、となっていて、必要とされる分野はほぼすべて網羅されています。
とうとうここまで来たのか、という印象を持ちました。
およそ10年近く前にネット販売に参入、ネット向きとされている家電やスポーツ用品から参入し、一方単価と荒利益が低いHBCやグローサリーは避けてきたのですが、とうとうHBCを扱うまでに至ったというわけです。
ふと気づいたのですが、ベータ版と称してすでに食品も取り扱ってまして、これで主要な部門はすべてカバーしたということになります。ただしこの食品、宅配はしておらず、ネットで注文して店舗で受け取るSite to Store扱いということになるようです。
またすでにエントリーしましたとおり、マーケットプレイスで外部ベンダーの商品も扱い始めてますから、取り扱い範囲は極めて広範囲になりました。
ウォルマートは明らかにネット販売を強化しているのですが、理由の一つは店頭でのアソートメントの削減にあります。リアルで減った分をバーチャルで補完する、という戦略であるわけです。
ところで、先週末から昨日にかけて、東海岸まで足を伸ばして出張し、ウォルマート関係者に取材をしてきました。チェーンストア誌での執筆用でして細かいことは書けませんが、やはり実際に人に会って得る情報は貴重だなとあらためて実感しました。
投稿者: 鈴木敏仁 日時: 12:50 PM | | トラックバック (0)
July 23, 2009
[アマゾン] ザッポスを買収、ファッションビジネス拡大へ
靴のネット販売で急成長中のザッポス(Zappos)をアマゾンが買収するという発表がありました。買収総額は8億4,700万ドル、そのうちの8億ドル強は株式交換形式となります。
ザッポスについては何回か書いてます。
[働きたい企業ベスト100] 小売企業のトップはウェッグマンズ
CEOトニー・シェイがの経営手法が非常にユニークで、私は正直なところ彼の哲学に感銘を受けています。ユニークな企業文化があるからこそ急成長していて、それだけに売却などとは無縁でこのままさらに大きく成長してゆくのだろうと思っていたんですね。
ですから今回のニュースには驚きました。
彼のブログを読むに、成長に弾みをつけるために大資本傘下に入るということのようです。
また企業の独自性を失わないよう運営は完全独立体制で行くことを言明している。このシェイはもともと旧来の固い組織が嫌で自由な社風を自分で作ってきた人でして、そしてそのユニークさがこの企業の成長を支えており、それが担保されないと今回のディールは意味を失いますから。
ザッポスの資本はセコイアキャピタルなど複数のPEが持っていて、買収後にアマゾンが経営に参入しないとなると、帳簿上の資本所有者が入れ替わるだけ、と見ることができます。
アマゾンとしては、念願だったファッションビジネスのとっかかりを手に入れることになりますね。書籍や家電などハードは強いが、ファッション等のソフトが弱いというのがアマゾンの弱点で、ザッポスはこの体質を転換してくれるかもしれません。
ちなみにアマゾンのCEOジェフ・ベゾスがこの買収についてYoutubeで語っています。
これにはしびれました。
おそらく社風が壊れることを懸念しているザッポスの社員に対して説明しているのではないかと思うのですが、一生懸命説明している姿を見るとベゾスの経営能力に対する評価が高い理由の一端が分かるのではないでしょうか。
日本の大手企業の経営者もこういうリーダーであって欲しいと思うのですが、形式主義な人たちにはできないだろうなあ・・・。
投稿者: 鈴木敏仁 日時: 1:12 PM | | コメント (0) | トラックバック (0)
June 19, 2009
[アマゾン] プライベートブランドに新ラインを投入
アマゾンがプライベートブランドを導入しました。ブランド名はPinzon(ピンゾン)、カテゴリーはホームファッション、ファニチャー、そしてキッチンです。
コロンバスによる新大陸への最初の航海に同行し、その後アマゾンを始めて探検したヨーロッパ人がビセンテ・ヤーニェス・ピンソンという人で、ここからブランド名が取られたそうです。アマゾン発見者ということで、今回の新ブランドの名称に採用されたのでしょう。
アマゾンはすでにStrathwood(アウトドアファニチャー)とDenali(ハードウェア)という自社ブランドを持っていて今回は3つ目、ただアマゾンは派手なプロモーションを一切かけていないのでほとんど知られていないと思います。
アマゾンは機関投資家に対してあまり情報を出さないことで有名です。批判を受けてもどこ吹く風で可能な限り企業データを出しません。このPBに対する姿勢も何か同じようなポリシーを感じるのですが、なぜなんでしょう。
慎重な理由はたぶん消費者からのフィードバックを測っているのでしょう。ざっとサイトを見るにほとんどが★4つ以上あるのですが、中には2つというのもある。
アマゾンが持つ大きな価値はお客による商品のレーティングにあります。PBも例外ではなく、お客の批判に容赦なくさらされます。
大々的な販促を打って売り出して、でもレートが低かったら、長期間にわたって存続するブランディングは不可能ですね。
だからたぶん慎重なんじゃないかなと思ってます。
投稿者: 鈴木敏仁 日時: 1:27 PM | | トラックバック (0)
April 14, 2009
[スーパーバリュ] 一部地域を除いてネット販売から撤退
スーパーバリュがアルバートソンズのネット販売ビジネスから、ポートランド(オレゴン州)とボイジー(アイダホ州)のみ残して撤退することが分かりました。
ただしデリバリービジネスからの撤退で、ネットでオーダーし店舗でピックアップする仕組みは残すとのこと。また傘下でネット販売を実施していたアクメマーケットも同様に撤退するそうです。
気になって調べたのですが、ジューエルオスコーはやってないんですね。どうやらで生鮮とグローサリーをネットで販売していた傘下企業はアルバートソンズとアクメマーケットだけだったようです。
たぶん景気の悪化で配送料を支払ってグロサリーを買うお客が減ったのでしょうね。
とすると、これから撤退する企業がさらに出てくるのかもしれません。
フレッシュダイレクトのようにサステナブルなモデルにすることに成功した企業もいますし、アマゾンも生鮮のネット販売を実験してます。でも一方で撤退する企業もいる。リアル企業でとくに生鮮のネット販売で調子がいいという話は聞いたことがないですし。
難しい分野だなと実感します。
投稿者: 鈴木敏仁 日時: 11:54 AM | | トラックバック (0)
April 7, 2009
[リネンズン・シングス] ネット販売でカムバック
リネンズン・シングスが廃業したのは去年の10月のことでした。
再建を断念して企業清算へ
ところがわずか半年後に、ネット販売上に復活していることが判明。
サイトはこちらです。
リネンズン・シングス
お見事としか言いようがないですね、これは。
サイト上に企業情報がまったくないので詳しいことは分かりませんが、上記のエントリーで少し書いている通り資産処分を請け負うリクイデーターがフィジカルな資産とともに知的財産も丸ごと買収してしまうことがあって、おそらく今回もそのケースだと思われます。
このリクィデーターが自身でこのサイトを運営しているか、またはライセンスを誰かに供与しているのでしょう。
サイトをよく見ると管理していると思われるのはTorreyCommerceというホームファッション専業のネット販売サイト管理企業です。
それとどうやら商品は一切在庫せずすべてドロップシップの模様。
とすると、リクィデーターが費用を支払って運営を委託しているだけ、という推測が成立します。
そういうやり方があったかと、思わず膝を打ってしまいましたよ。
いずれにしましても、消費者がいったんつぶれた企業名を支持するのかどうかがカギを握るのですが、どうでしょうね。
ひょっとするとサーキットシティあたりも同じように復活してくる可能性があるように感じます。
ちなみに昨年初頭に廃業したシャーパーイメージはライセンス商品としてすでに復活してます。
投稿者: 鈴木敏仁 日時: 1:46 PM | | トラックバック (0)
March 6, 2009
[アマゾン] 中古ビデオゲーム市場に参入、ゲームストップと競合か
アマゾンが中古のビデオゲーム市場に参入することを発表しました。サイト上ではすでにサービスが稼働しています。
仕組みはというと、自分が持っているタイトルをサイトで探して買い取り価格を確認、商品を箱詰めして送る(ミニマム10ドル分、サイトで印刷した宛先ラベルを使うと送料無料)、買い取り金額はギフトカードとしてアカウントにクレジットされる、となってます。
このサービス、ビデオゲームの専門店チェーンとして急成長中のゲームストップと競合する可能性がある。売上高の25%、粗利益高の半分が中古商品というビジネスモデルでして、なので株価が急落しました。
ゲームストップの場合、持ち込んだ商品に対するクレジットはプロパー価格で買う商品に対する値引きとなるのですが、アマゾンの場合は他のどの商品でも使えまして、これがアマゾンにとっての優位なポイントとなっています。
ただ、いちいち送らなければならないという面倒さがありますよね。ゲームストップはそこらじゅうにありますから、気軽に持ち込める。コンビニエンスという点においてアマゾンは劣位に立ってます。
株式市場は敏感に反応しましたが、個人的にはそれほど大きな影響を及ぼさないように思うんですね。
いずれにしても、絶えず新しい何かに挑戦するアマゾンの姿勢は見習うべきものがあるでしょう。
投稿者: 鈴木敏仁 日時: 12:16 PM | | トラックバック (0)
March 4, 2009
[アマゾン] カスタマーサービスのランキングでナンバーワン
ビジネスウィークの3/02号が、JDパワーの調査分析に基づくカスタマーサービスランキングを掲載しているのですが、並みいるリアル企業をおさえてアマゾンが一位にランクされています。
1、アマゾン
2、USAA(保険会社)
3、ジャガー(自動車)
4、レクサス(自動車)
5、リッツカールトン(ホテル)
6、パブリックス(小売)
7、ザッポス(ネット販売)
8、ヒューレット・パッカード(家電)
9、T・ロウ・プライス(証券)
10、エースハードウェア
最近「販売革新」誌にアマゾンについて書いたばかりなのですが、アマゾンの強さの土台はこの高いサービス品質にあると言えます。ちなみに08年度は大幅な増収増益で景気の悪化というものがこの企業にはまったく影響していません。
ついでながらこのランキングで目についたのが、6位のパブリックス、7位のザッポス、10位のエースハードウェアです。
リージョナルベースのスーパーマーケット企業が全米を対象としたランキングで上位に入ると言うことの価値は小さくないでしょう。日本で同じようなものを作ったときに、はたして上位に入るスーパーマーケットがあるかどうか。
10位のエースも特筆したい。ホームデポとロウズによるウェアハウス型がここ20年ぐらいアメリカを席巻してきましたが、小型のハードウェアストアが巻き返しをはじめてます。
ザッポスは『働きたい企業ランキング』でも上位に入っていて、要注目の成長ネット販売企業です。
投稿者: 鈴木敏仁 日時: 2:17 PM | | トラックバック (0)
January 5, 2009
[ネット販売] 歳末商戦で業界初のマイナス成長を記録
明けましておめでとうございます。
今年もRetailwebとR2リンクをご愛顧いただけますようお願い申し上げます。
さてまずは歳末商戦のニュースから。
11月1日からクリスマスイブまでの期間の、ネット販売の推移が年末に発表されているのですが、前年比2%のマイナスで、毎年20%近い成長を続けてきたネット販売市場で初めてのマイナス成長を記録しました。
リアルな小売業界一般の数値はこれから出てくるのですが5.5〜8%程度のマイナスではないかと見積もられていて、ネット販売は史上初のマイナスになったものの全体から比較するととりあえずは悪くはない、という見方となっています。
またアマゾン、アップル、ウォルマートといった一部の企業に集中する傾向があって、その他の企業は10%以上の大きななマイナスを記録したようです。勝ち負けが鮮明に出たということですね。とくにアマゾンが強かったようです。
業界全体の数値はまもなく出てくるものと思います。
投稿者: 鈴木敏仁 日時: 3:04 PM | | トラックバック (0)
October 27, 2008
[ギャップ] ネット販売の年商が年内にも10億ドル突破
ギャップによるネット販売の年商が年内にも10億ドルを突破する見込みであることを、ネット販売専門誌が報じました。昨年対比で10%を超える成長だそうです。
ギャップはネット上に、バナナリパブリック、ギャップ、オールドネイビー、パイパーライムの4つのブランドを持っているのですが、今年に入ってデザインを改装し、4つのブランドをまとめて買物ができるようにしてしまいました。
価格帯が異なりますし、ブランドは通常独立させて運営させるもので、このやり方には賛否両論あるのですが、今のところうまく稼動しているということのようです。
それと、9月にアスリータ(Athleta)というカタログ販売企業を買収しています。女性向けのアスレチック専門ブランドで、買収総額は1億1500万ドル、ショッピングサイトに並んでいる各ブランドの5つ目のタブになるだろう、と言われてます。
このアスリータ、私はまったく知らなかったのですがけっこう評価の高い会社のようで、ギャップ傘下に入ることでブランドが壊れるのではないかと危惧する向きもあるほどです。
ちなみに10億ドル(ワンビリオン、約1000億円)はアメリカの小売業界では一つのマイルストーンでして、JCペニーが10億ドル超えたときもニュースとなりましたね。
投稿者: 鈴木敏仁 日時: 2:07 PM | | トラックバック (0)
April 7, 2008
[アップル] ミュージック販売ボリュームで1位に
1月と2月の二ヶ月間の売上高で、アップルがウォルマートを抜いて1位となりました。
NPDグループの調査によると、市場シェア率は以下の通りとなってます。
アップル:19%
ウォルマート:15%
ベストバイ:13%
アマゾン:6%
ターゲット:6%
こんな記事をエントリーしたばかりでした。
[アップル] ミュージックリテーラー2位へ浮上
アップルは一気に売上を伸ばしているという印象です。
NPDによると、一枚もCDを買わなかったティーンエージャーが、06年の38%から昨年にはおよそ半分になっているそう。当然彼らはネットでダウンロードしているわけです。
先週のこの記事にもつながるわけです・・・
[ウォルマート] 音楽CDに新たな価格体系の導入検討
店頭でCDを買うという行為が過去のものとなりつつある。この市場の大変化をいかに新たなビジネスチャンスとするのか。
ほんとうにこの市場、激変という表現がぴったりマッチすると思います。
投稿者: 鈴木敏仁 日時: 12:58 PM | | トラックバック (0)
August 9, 2007
ウォルマートによるSNSプロモーション
ウォルマートがMySpaceに次ぐ米SNS大手のFacebookを使って、新学期セールの販促展開を始めることを明らかにしました。同社は一度オリジナルのSNSを立ち上げたのですが見事に失敗していまして、既存インフラを利用する戦略に変えたようです。
'Roommate Style Match'というグループをFacebook内に作り、参加者は質問に答えてゆくと最後に推奨商品のリストが出てくるという仕組みだそう。自社サイトとリンクさせ、ネットでも買えるし、'Site to Store'つまりネットでオーダーして店舗で受け取る、という選択肢もある。
Facebookは学生向けのSNSで、新学期セールで狙うべき層が集まっています。またティーンエージャーによるウォルマートに対するイメージは、決して悪くありません。
意外に高いウォルマートのブランドイメージ
そういう意味では、この取り組みは悪くない。Second Lifeに仮想店舗を作るよりはよほど効果があると思います。
10月31日までサービスを提供するそう。
結果が楽しみです。
>>SNSをご存じないかた、私が立ち上げた我が国流通業界初のSNS、R2Linkにぜひご参加いただき、体験してみて下さい。今のところオープン登録制です!!
投稿者: 鈴木敏仁 日時: 3:06 PM | | コメント (0) | トラックバック (0)
August 3, 2007
アマゾン生鮮のテスト開始
アマゾンが生鮮の取り扱いを始めました。名称はアマゾンフレッシュ、アマゾン本社の近隣の小さな商圏でのパイロットテストです。
アマゾンは随分昔から食品をやりたかったのですね。99年にホームグローサーというネットオンリーの企業に4250万ドルを投じ、失敗、これを2001年に買収したウェッブバンも消えてなくなりました。ネットバブル時代です。
でもあきらめなかった。
03年にグルメフードの取り扱いをはじめ、昨年の5月にはグローサリーの扱いを始めた。
アマゾン、グローサリービジネスを開始
少しずつ、自分の手で、ネット販売しやすい領域からはじめ、いわば最後のステップとして一番難しい生鮮の取り扱いに挑む、というわけです。
特徴は、自社トラック(チルド対応)12台を抱えて自社配送体制としていることにあります。
さてこの取り組み、ネット上で意見を読むに、うまくいくかどうかの予測は真っ二つに分かれてます。
基本的にアメリカは人口密度が希薄なので、食品デリバリーというビジネスモデルが成立しづらいところがあります。唯一専業でうまく行っているのはマンハッタンを商圏とするフレッシュダイレクト。全米でも有数の高人口密度商圏ですね。
だから、一般的に考えると、非常に難しそうだとしか言いようがない。ただ高い技術を持つアマゾンならではの、非常にユニークな機能を提供できれば、おもしろいのかもしれません。
例えば、こういうサービスです。
アマゾンがグローサリーの自動補充サービスを開始
投稿者: 鈴木敏仁 日時: 2:19 PM | | トラックバック (0)
July 24, 2007
ウォルマートがネット販売2.0へ進化
ネット販売2.0という表現は私が勝手につけた表現です。
今までのネット販売はいわばカタログだったわけですね。リテーラー側が提示し、お客が見て買う。情報の流れは一方通行でした。ところがアマゾンが、消費者に商品評価をさせてしまうシステムを作って成功してしまった。ユーザーがサイト構築に積極的に参加してしまうという意味で、ウェッブ2.0型の新しいパラダイムを作った。
つい最近まで、ネガティブな評価が増えるのを恐れて、大手リテーラーはこの仕組みを横目で眺めてきました。しかし、ぼつぼつと取り入れる企業が出てきて、うまくいってしまい、保守的な業界にも少しずつ浸透し始めています。
私の知る限り、ターゲット、ホームデポ、ロウズ、ウォルグリーン等が商品レビュー&レーティングのシステムをすでに取り入れてます。これに、ようやくウォルマートも重い腰をあげたということです。
この商品レビュー&レーティングのシステムについては、いろいろ分かってきていることがある。ポジティブな評価の方が多いこと、ネガティブな評価は潜在的な問題点を洗い出す有効なツールになること、評価を知ってからかうので返品が減ること、などですね。
実は現在東京にいるのですが、昨日の講演のテーマが『流通小売業界とウェブ2.0』、このあたりの話をさせていただきました。
ナレッジのあり方が劇的に変化しています。今まではつかむことができなかった情報を、ネットを使っていかに表出させてすくいだせるか、これがこれからのテーマとなっていくことでしょう。
投稿者: 鈴木敏仁 日時: 5:24 PM | | トラックバック (0)
July 2, 2007
アップル、ミュージックリテーラーとしてのシェア3位へ
NPDというリサーチ企業の調査によると、アップルのシェアが10%となり、アマゾンの6.7%を抜いて3位となったことが分かりました。1位はウォルマートの15.8%、2位はベストバイの13.8%だそうです。
アップルという企業の革新性というものを思わず考えてしまいます。いまやあたりまえになりつつありますが、ハードとしてのプレーヤと、ソフトとしてのミュージックを、ネットでつなげてしまうという、それまで思いもつかなかったことを普及させてしまったわけです。
iPhoneの投入で、また新たな何かが起ころうとしているようにも感じます。
ちなみに専門店としてのアップルは、単位面積あたりの売上高が全米一番。
最近私はイノベーションということをいろいろ考えているのですが、アップルこそイノベーティブな企業と言う名称がふさわしいと思ってます。
投稿者: 鈴木敏仁 日時: 1:40 PM | | トラックバック (0)
April 4, 2007
アマゾンがグローサリーの自動補充サービスを開始
この自動補充とは店頭発注の自動化という意味ではありません。消費者に対する新サービス、言ってみればお客の買い物の自動化、ということになります。
名称はSubscribe & Save、取り扱い可能商品から選択すると、1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月、6ヶ月というスパンで補充頻度を選ぶことができます。発送前に通知が来るのでいらない場合はキャンセルできる、支払いは発送した段階、といった仕組みや、配送料無料というおまけもついてます。
取り扱い可能商品はグローサリー、つまり加工食品と消耗頻度の高い非食品です。サプリメントやビューティケアの一部の商品も含まれています。
このシステム、おそらくネット販売が登場したころからアメリカのスーパーマーケット業界では言われて来ていることなのですが、どの企業も実現するに至っていません。
アマゾンに先を越されたということになります。
昨年くらいからネット販売でレビューとレーティング機能をつける大手小売企業が増えてきているのですが、これもアマゾンが随分前に始めた仕組みです。
少なくともネット販売の仕組みという観点からは、やはりアマゾンはどんどん先を行っている印象が強いですね。
投稿者: 鈴木敏仁 日時: 2:33 PM | | トラックバック (0)
February 19, 2007
「ネット販売2.0の時代」Vol.11,No.08
アメリカ流通eニュース
ネット販売が注目され始めたのはネットバブルの時代で、バブルがはじけた後はスポットライトがすっかりあたらなくなってしまったが、ピュアなネット企業も、リアルとネットを持つデュアル企業も、それぞれがますますネットを強化して売上を伸ばしているというのが現状である。
さてこのネット販売、ひとつハードルを越えて今は次の次元へと進み始めている。アマゾン形式の商品レーティングを取り入れて、いわば双方向形式として成功する企業が増えてきているのである。ネット販売2.0、といったところだろう。
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投稿者: 鈴木敏仁 日時: 12:21 PM | | トラックバック (0)
December 13, 2006
カタログ配布量の増加が意味することは・・・
アメリカではカタログ販売は大きな市場の一つでした。シアーズが過去の代表格です。これは広大なアメリカで、交通手段が未成熟だった時代に、町まで買いに行かなくても済むというコンビニエンスを提供して定着したものです。
しかしネット販売が勃興し成長したことで、紙媒体はなくなるものと私は思っていました。
ところが、アメリカの郵送によるカタログの配布量は減るどころか年々増えているのだそうです。
05年は5.5%増の192億冊だったのですが、04年が5.3%増、03年が3.8%増で、年々増えている。(BW誌)
予想に反して増えている理由は、郵送で届けられた紙媒体を見て、ネットで買ってくれることを期待しているからなのだそうです。
これは確かにありえるかなと、自分の行動を振り返ってみて感じました。
この目的の変化は、誌面のデザインの変更にも現れているそうです。昔はアイテムをできるだけ掲載していたわけですが、今はネットに行けば商品をいくらでもチェックできるわけなので、いかに買う気を起こすかに重点が置かれている。いわば、ライフスタイルをイメージとして売るデザインとなっているわけです。
これも最近のカタログを見ると、確かにそうかなと思います。
最近やけにカタログが多くなったなと感じていたのですが、そういわけかと合点が行ったのでした。
またバーチャルがリアルを駆逐するわけではない、バーチャルとリアルはお互いに補完しあう関係なのだ、そんなことも思いました。
投稿者: 鈴木敏仁 日時: 3:49 PM | | トラックバック (0)
May 30, 2006
ショッピング検索の1位はホームデポ
Nielsen//NetRatingsの調査によると、4月に使用されたショッピング用の検索キーワードの順位は、ホームデポ、ウォルマート、ターゲット、シアーズ、ベストバイ、の順番なのだそうです。
これは個人的にけっこう意外な結果なのですが、皆さんはどう思われますでしょうか。ウォルマートはアマゾンに次いで2番目のアクセス数だそうですから、検索でも上位に来るのは分かるような気がするのですが、ホームデポが1位ですか・・・。
「ホームデポがオンライン/カタログ企業を買収」というタイトルで記事にしましたが、ホームニーズ領域はネット需要がやはり高いのかもしれませんね。
投稿者: 鈴木敏仁 日時: 8:43 PM | | トラックバック (0)
May 26, 2006
アマゾン、グローサリービジネスを開始
アマゾン・コムがグローサリービジネスを始めました。1万4000skuを"EDLP"で販売するのだそうです。配送料はSuper Saver Programが適用されますので、25ドル以上買うと無料となります。
在庫は自分で持っており、自社のセンターから商品が送られます。
アマゾンの場合、実は取り扱い業者が持っている商品であることが結構あり、この場合発注するとオーダーが業者に転送され、25ドル以上の買い物でも配送料を取られることが多い。
グローサリーは自分たちで扱うというわけで、アマゾンの意気込みを感じます。現在はドライグローサリーだけですが、今後は生鮮も視野に入れるとしていますし、やる気はマンマンという印象ですね。
"EDLP"?って感じではありますが(笑)
このトライアル、うまくいくかどうかは微妙なところじゃないでしょうか。アメリカでは食品のネット販売は過去に一度頓挫しましたが、今では大手スーパーマーケットも強化してますし、競合はかなり激しくなりつつある。
アマゾンブランドがこの領域でどこまで通用するのか、注目したいと思います。
投稿者: 鈴木敏仁 日時: 7:50 PM | | トラックバック (0)
May 24, 2006
ネット販売市場が2,000億ドルを突破
3年前に1,000億ドルを超えたネット販売市場が、年内に2倍の2,000億ドルを突破し2114億ドルとなるという予測が発表されました(Shop.org)
ただしこの数値には旅行ビジネスが含まれていて、これを除くと1,380億ドルだそうです。
旅行を除いた小売売上高の昨年の成長率は28%増で、トータル市場の4.7%となっています。
相変わらずネット販売は伸びているのですが、背景にはリアルとネットを融合させる各社それぞれの取り組みがあります。リアルとネット間の価格やロイヤルティプログラムの統合、店頭にキオスクを置いて情報を提供する、ネットで買った商品の返品を店舗で可能とする、など。
消費者の視点で言うと、両者はさらに融合して行って欲しいですね。そうすることでさらに利便性が増して、買い物する側は助かります。
リアルとネットの境界線はどんどん溶けていくことと思います。
投稿者: 鈴木敏仁 日時: 8:52 PM | | トラックバック (0)





