2005年9月26日
ジャン・クトゥーというドラッグストア

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某製薬メーカーさんの小売招待米国市場視察ツアーにコーディネーターとして、一週間出張してきました。

今回訪問したのは、ライトエイド、ブルックス、そしてジャン・クトゥーの本社でした。

興味深かったのはカナダのジャン・クトゥーです。
(※英語表記はJean Coutu、ジーン・コゥトゥとか私は書いてきたのですが、現地フランス語の発音はジャン・クトゥーでした・・・)
本社訪問後にダウンタウンのフラッグシップ2店舗を見学させてもらったのですが、これが良かった。
アメリカとは発想の基本が違い、どちらかというと日本に近いかもしれない。
例えばコスメに凄く力を入れている点、栄養ドリンク専用クーラーがある点、などなど。

本社のあるモントリオールはフランス語圏で、これはもう完全にヨーロピアン。
トロントやバンクーバーはアメリカとかわりがなく、ケベック州のみ隔絶しているそうで、文化が違っていて、これが売場の違いになっているということになります。
つまりフレンチのテイストは、けっこう日本人に似ているわけですね。

ブルックスはこの企業の米国子会社で、もともと米国にも地盤を持っていたのですが、昨年エッカードの約半分を買収し、米国でのプレゼンスが突然大きくなりました。アリがゾウを食ったと、こちらでは表現されてます。

このブルックスやエッカードに、この強いコスメを導入したいというのが目論みなんですが、他のDgsチェーンのコスメが弱いだけに、注目に値する取り組みとなりそうです。

鈴木敏仁 (01:50)

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