2005年10月19日
商品POPを使わないアメリカ

先月某家電大手メーカーさんの米国研修で講師をつとめたときのことです。
米国は基本的に、商品にくっつけるPOPはたくさん使わない国です。理由はよくわからないのですが、張ってはがす、つけるはずす、という経費を考えたら、商品パッケージにできる限り説明させてしまおうとするからだろうと思っています。
つまりメーカーさんのデザインにかなり依存しているというわけです。

しかしこれはグローサリーのこと。
例えばアプライアンスは小さな商品説明タッグがついているだけで、ただ置いてあるだけという印象が強い。
これを見て、店頭についてはアジアの方が勝っているという印象を、東南アジアの某国の責任者の方が持っておられました。

確かにそうかもしれないとそのときは思ったのですが、しかしふと、今私が日本へ行くと、POPが多すぎてウザったく感じていることを思い出しました。
店頭でカラフルな文字が氾濫していて、商品がよく見えない。
もうちょっと、静かにしてくれ、という感じです。

これはひょっとすると、美的感覚の違いに根ざしているのかな、などと感じています。
米国人は店頭にすっきりした整然を求めているのに対して、アジア人は混沌を求めている。
または両者ともにその環境に慣れているので、他国に行くと違和感を感じてしまう。
私は米国が長いので、こちらの環境に慣れてしまった、というわけですね。

ただ家屋に対する美的感覚は逆で、つまり日本人は侘び寂びの世界でごちゃごちゃさせないすっきりとしたデザインを求めるのに対して、欧米人はたくさんの複雑な装飾をつけたがります。

矛盾です(笑)
今後解決すべきテーマの一つが増えました。

鈴木敏仁 (03:07)

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