2005年11月 8日
米国でのBSEに対する低認知度はロビーの勝利?

Dallas Morning Newsが先週報じたところによると、今年初頭にテキサスで発見されたBSE感染牛についての調査が終了したが、感染経路はまったく分からず、また感染牛とともにいた牛の85%がサプライチェーンに流れ、その行き先もまったく分からない、という結果だったそうです。

米国において、この件については、いつか大問題になるだろうと警告を発する人が識者の間に増えてきているように感じています。日本のように全頭検査すべきだと主張する人も少なからずいます。

しかしながら、政府の態度は完全にノープロブレムで、マスコミもソフトな態度に終始してます。
畜産ロビーが国をコントロールしていることは、明らかだろうと私は思ってます。

ちなみに私が購読しているLAタイムズは、調査が終了したということすら報じていません。
米国市民の大半は、問題そのものを認識していないと思います。

これで、大丈夫なのかなあ...(笑)
ビーフサプライが壊れたら、米国経済は大変なことになるでしょう。

鈴木敏仁 (05:40)

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