米国の歳末商戦は、サンクスギビングデー(感謝祭、11月最終木曜日)翌日の金曜日から始まり、12月のクリスマスで終了します。
お中元がない米国の場合、この歳末にギフト需要が集中するため、この1ヶ月間の売り上げに対する比重は半端ではないものとなるわけです。
そして、商戦が始まる11月最終金曜日はブラックフライデーと呼ばれ、この日から日曜日までの3日間の出足が、歳末の行方を占う試金石となるわけです。
さて、家電DSのベストバイは数年前よりロイヤルティマーケティングを導入し、カード所有者に限定したプロモーションを実施しています。
業界と異なる点は、カード取得に年会費がかかるところにあります。かなり排他的なカードプログラムと言うことができるでしょう。
私も会員なのですが、1週間ほど前にダイレクトメールが届きました。
明日18日(金)から21日(月)までの4日間のみ、会員限定の値下げプログラムです。
これが何を意味しているのかと言うと、たぶん、歳末商戦が始まる一週間前に、勝負をつけてしまおうとしているのでしょう。
つまり、ベストバイは、歳末商戦を前倒ししようとしているわけですね。
これを知った各社は、来年さらに早めるかもしれません(笑)
さて、どこまで早まるのやら・・・。
ちなみにターゲットは、28日は朝6時から開店するのですが、オンラインで登録した人に対してモーニングコールをかけるサービスを提供しています。開店が早いから、電話でおこしてあげますよと(笑)
熾烈な戦いの幕が、まもなく切って落とされます。
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