ウォルマートが14日、ブラジルのSonae's(ソナエズ、かな?)140店舗を買収すると発表しました。総額は6億3500万ユーロ(約7億5700万ドル)。
140店舗にはハイパーマーケット、スーパーマーケット、そして卸が含まれています。
この結果ウォルマートのブラジルでの店舗数は295店舗となり、業界3位となります。
Sonae'sはポルトガル資本ですが、カルフールに店舗を売るなどブラジルからの撤退を模索していました。
ちなみにウォルマートは昨年ロイヤル・アホールドから2億500万ドルでスーパーマーケットを買収していて、ブラジルは小売資本が大きく動いています。
また、ラテンアメリカでは今後も買収を視野に入れていくと、クレイグ・ハーカートがコメントしています。
ウォルマートがブラジルに進出したのは95年のことで、すでに10年が経過してます。
10年かけて、業界3位になった。
ブラジル事業が黒字か赤字か何もコメントはないのですが、じっくりと腰を落ちつけて取り組んでいるわけで、これはたぶん日本でのアプローチにも当てはまることでしょう。
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