アルバートソンズの売却が決まった。総額は負債も含めると174億ドル(1ドル120円換算で2兆880億ドル)に達する超大型M&Aである。
米国経済史上、単独企業による買収ディールで最大のものはアメリカオンラインによるタイムワーナー買収で、総額は1659億ドル。また買収ファンドなどと日本では称されるバイアウト企業単独によるものでは、89年にKKR(コールバーグ・クラビス・ローバーツ)が買収したRJRナビスコで総額300億ドルというのがある。
今回の案件は卸、小売、バイアウト企業によるコンソーシアムであり、単独企業による巨大案件との比較はできないのだが、バイアウト企業が絡むものとしては5本の指に入るものと言えるだろう。
Kマートによるシアーズ買収が115億ドルであり、少なくとも小売業界においては最大規模の巨大なディールである。
<続きは月刊マーチャンダイジング06年4月号をご覧下さい>
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