ファイナンシャルタイムズ紙が5月19日に、テスコの米国進出に関して記事を掲載しました。
それによると・・・。
ロサンゼルスとフェニックスを進出商圏として考えている、店舗名はTesco Fresh & Easyで、面積は15,000sqf(約420坪)、生鮮と惣菜をアソートする。
郊外のオンタリオに配送センターを建設する、また空港そばのエルセグンドに本社オフィスをすでに開設、社員の募集を開始している、ともしています。
ただテスコは噂に過ぎず正確ではないと表明していて、信憑性はあまり高くはないようです。
トレーダージョーズをベンチマークしているという話もあるようです。
さてこのテスコのカリフォルニア進出、実は問題含みではあります。セイフウェイのネット販売事業の35%をテスコが持っているんです。またクローガーのロイヤルティマーケティングを請け負っているダンハンビーはテスコの関連会社で、クローガー傘下のラルフスはカリフォルニアの有力スーパーマーケットです。
逆に言うと、こういう事情があって、カリフォルニアア市場を良く知っているから選んだと見れなくもないわけで、だとするとセイフウェイとクローガーが黙っているわけがない。
両社とテスコの関係が今後どうなるのかは、業界筋の興味の的になっています。
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