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March 13, 2007

KKRがダラーゼネラルを買収

ダラーゼネラルがKKRに買収され非上場となることが発表されました。買収総額は約73億ドルと、金額ベースでは04年のKマートによるシアーズ買収115億ドル、昨年のアルバートソンズ112.6億ドルには及ばないものの、05年のトイザラス66億ドルを上回る大きなバイアウトです。

本件、来週発行のメルマガに書くつもりなので詳細は省きます。

ダラーゼネラルはあまり俎上に上げることのない企業なので簡単に説明すると・・・小売業ランクでは36位、バリューDSという業態では1位、店舗数は現在8000店舗強、というサイズです。
私はバリューDSという言葉を使っていますが、日本ではバラエティストアという表現を使う人もいます。小商圏型のよろずやですね。
価格政策はEDLPなのですが、ロールバックのような期間限定の値下げがなく、しかもチラシも年間数回しか発行しませんので、ウォルマート以上のEDLP企業です。

05年度の年間出店数は734店舗、急成長している企業でして、10%を超える増収増益を続けているのですが、この急成長の反動が出始めているんですね。
つまり成長の大半が新規出店に支えられていて、一方既存店成長率がここ数年落ちてきていて、既存店のてこ入れが急務となっているんです。
在庫マネジメント、レイバー管理など、いろいろなイニシアチブを打ち出してきているんですが、昨年11月に300店舗の店舗改修と400店舗の閉鎖を決め、ようやくスクラップに手をつけ始めたといったところでした。

しかし、KKRの目のつけどころは凄いです。言われて納得、ダラーゼネラルはバイアウトする条件が整っていて、気づかなかった不明を恥じています。
営業キャッシュフローは潤沢で問題なし、不採算店舗の整理を加速し、財務内容を整えれば、再上場は可能でしょう。

KKR、英ブーツにも買収しかけてますし、オーストラリアではコールズ・マイヤーを視野に入れている。目を離せませんね。


投稿者: 鈴木敏仁 ( 12:42 PM )

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