2007年5月21日
セイフウェイのマーケティング担当トップが辞任

セイフウェイのマーケティング部門のナンバーワン、ブライアン・コーネルが6月1日を持って辞任すると10日に発表がありました。後任はまだ決まっておらず、暫定的にCEOのスティーブン・バードが統括するとのこと。

この人はペプシのエグゼクティブから9年前に移籍し、セイフウェイの戦略転換のうちのマーケティング領域で功績のあった人でした。具体的にはスーパーマーケット業界に典型的な価格訴求型のマーケティング戦略から、ブランド訴求型のマーケティングへのオーバーホールを指揮したのでした。
すべてはウォルマートとの価格競争を回避するためです。ターゲットをベンチマークしているとバードがコメントしたこともあります。

Ingredients for Lifeをブランドマントラとし、この言葉を中心としてセイフウェイをブランド化しようという試みであり、リモデルを進めているライフスタイルというプロトタイプも、オーガニック強化も、すべてこのブランディング戦略の一環というわけです。
ブランディング戦略としては非常にオーソドックスな、しかしそういうこととは無縁で来たスーパーマーケット業界としてはなかなか新1.jpg鮮なやり方じゃないかと思っています。

さて右の写真は最近我が家に送られてきたボンズ(セイフウェイ傘下)のチラシなのですが、ちょっと驚きました。チラシというよりも小冊子、またはカタログに近い。イメージが前面に出ていて、価格訴求は一切なし。グローサリーと、デコアなどのファニシング系の商品をカップリングさせるなど、食品にこだわらず'健康'とか'豊かな生活'といったものを売ろうとしている姿勢を凄く感じるものでした。

セイフウェイの業績は良くなってきていて今のところこの戦略は成功を収めています。コーネルの辞任は、とりあえず道は作った、ということなのかもしれません。そのマーケティングのトップが辞任し、今後の方向性がどうなるのか、注目したいと思っています。

 ※参考までに他の数ページをボンズのカタログにアップしておきました。

鈴木敏仁 (02:27)
ペプシネックス



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