本日のWSJ誌がウォルマートをネタとしていたのですが、タイトルは「Wal-Mart Sneezes, China Catches Cold」、つまり『ウォルマートがくしゃみをすると、中国が風邪をひく』、でした。ウォルマートの衣料が不振に陥っていることはすでに記事にしましたが、これが中国の衣料製造業者に影響を及ぼしているという内容で、ウォルマートからの発注が止まってしまって困っている工場の様子が描かれていました。
ウォルマートの中国からの輸入量は全米輸入量の10%を越えているという話もあり、ウォルマートが不振に陥ると確かに中国に影響は出ることでしょう。グローバリズムの進行具合はこんなところで実感できるというわけですが、ウォルマートレベルになると影響も大きい。
右の写真はロサンゼルスのディスカウントストアで先週撮ったものです。黄色いのがクリアランス、結構目立ちました。ただ店舗によってはクリアランスを全然していない店もあります。売り切ったのか、または最初からメトロ7やジョージMEを置いていなかったのか。偏りがあるようです。
こういう失敗を糧にしてしまうのがウォルマート流、しばらく在庫過多で苦しみそうですが、どう乗り越えられるのかにこれからは注目じゃないでしょうか。
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