数日前に家電部門のアソート強化を発表したウォルマートですが、デルのPCがこの戦略に加わりました。投入開始日は6月10日、サムズも含めた3500店舗以上、700ドル以下のデスクトップ型2アイテムだそうです。
ダイレクトモデルで一世を風靡してきたデルですが、ここ数年若干かげりがみえてきてます。ヒューレットパッカードが復調してきたのに加えて、一般消費者向けで苦戦し始めたことの2つが原因です。
一般消費者にはプロユーザーのようなスペックを入れ替えて好みに組み立てるというニーズがあまり無くて、店頭で実際に見て買いたい人の方が多いとされてます。
数年前の年末商戦でウォルマートがHPとの共同企画で格安ノートブックを販売したように、ネットで迷わなくても店頭で安く手に入ってしまう環境になってきているのも理由かもしれません。
デル、というブランドがそろそろ普及しきってしまい飽きられてきた、というのも理由の一つじゃないかとも個人的には思ってます。出張で空港に行くと、セキュリティポイントでみんなのカバンから出てくるPCのほとんどがデルで、食傷気味なのは私だけじゃないんじゃないでしょうか。
まずデルの顧客とウォルマートの顧客がマッチするのか。
またダイレクトモデルにどういう影響を及ぼすのか。
そして他のリテーラーで売るのかどうか。
うまくいくのかどうか、興味深いです。
参考までに、アソート強化発表時にスカイプ売場を作るということを強調していたので、見てきました。写真つきでアップしてます。
ウォルマートのスカイプ売場
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