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July 10, 2007

リミテッドブランズによる‘リミテッド’売却

リミテッドブランズが、その会社名の由来ともなっているオリジナルの専門店チェーン、リミテッドを手放すことを発表しました。リミテッドの方向性と革新性でエントリーしたときは、たぶんもう机上に乗っていたのでしょうね。

「売却」ではなくて「手放す」とした理由は、資本の75%をプライベートエクィティのサンキャピタルという企業に移転する、としているからです。リミテッドブランズは4200万ドルの損失処理をする。
お金を投入して買う企業がいなかったということなのでしょう。

また残る最後のアパレルチェーン、エキスプレスの売却も同時に発表しています。こちらは資本の75%を6億200万ドルで、おなじくプレイベートエクイティのゴールデンゲートキャピタルという企業に売却する。

すべて丸ごと売却せずに25%ずつ資本を手元に残している理由は明言していないのですが、たぶん創業者ウェクスナーの気持ち、なのでしょう、おそらく。アパレル事業に対する愛着がまだあるものと推測します。
これでリミテッドブランズは、アンダーウェアのビクトリアズシークレットと、パーソナルケアのバス&ボディワークスの、2つのビジネスに完全に集中することとなりました。

市場の変化、自分の強さと弱さ、そういったものに従って業態を乗り換えて変化してゆく。‘小売業は消費者変化対応業だ’を体現しているように思います。

参考までに、バス&ボディワークスと実験フォーマットのC.O.Bigelowについては、パーソナルケアのセレクトショップ、をご参照くださいませ。


投稿者: 鈴木敏仁 ( 03:41 PM )

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