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September 05, 2007

ホームデポ、2億9000万株の買戻し

ホームデポは225億ドル分の株の買い戻しを予定していまして、昨日までに107億ドル、2億9000万株を買い戻したと発表しました。
同社はこの買戻しをHDサプライの売却益と手持ちの現金で実施する予定でいます。

さてこの買戻し、発表された時点で時価総額の4分の1以上にあたる、非常に大きな投資プランです。HDサプライの売却額が想定よりも下回り、予定額を下方修正するんじゃないかとも言われたのですが、いまのところ変更していないようです。


ホームデポはもともと手持ちの現金の多い企業なんですね。ナーデリの経営手法が投資家コミュニティに不信感を招き、この不信感を払拭するために、投資家が要求していたHDサプライの売却と、手持ち現金を投入しての株の買い戻しに踏み切った、と私は見ています。
過剰な手持ちの現金は、投資家による格好のターゲットとなりがちですし。

私はこのプランには大反対です。
現在のホームデポに必要なことは、225億ドル(日本円で3兆円弱!)という巨額の予算を株の買い戻しに振り分けることでは、絶対にないと考えます。
ナーデリ政権下に、生え抜きの優秀な社員が大量にやめてしまった。ホームデポの社風を受け継ぐ人たちがいなくなってしまって、幹部もほとんどが外部からの人たちで、どうやってこれからを乗り切ってゆくのか。このあたりのピクチャーがあまり見えてこない。

この予算を、社員教育に使うべきじゃないのか。
ホームデポの店舗レベルのサービスの低下はかなり問題視されているんですが、いいんでしょうかね。

投資家に媚びるホームデポ危うし、です。


投稿者: 鈴木敏仁 ( 01:17 PM )

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