ホームファニッシングの専門店チェーン、ボンベイ・カンパニーが連邦破産法11条を申請して倒産。DIPファイナンスと呼ばれる事業再建融資で1億1500万ドルの融資枠を金融グループから得て、裁判所の管理下のもとで再建を進めることとなりました。
ボンベイは18縲鰀19世紀の英国風のスタイル、いわゆるコロニアルという呼ばれるデザインのホームファニッシングで成長しました。家具をメーンとし、小物も揃え、かなりユニークなマーチャンダイジングです。
店舗数はモール内に400強、全盛期には500くらいまでいっていたんじゃないでしょうか。
ただここ数年不振で赤字が続いていました。
ホームファニシングにも流行があります。衣料のように激しくはなく、5縲鰀10年のスパンで動いてゆく。これにやはり乗らないとだめなんだということが、このボンベイの倒産でよく分かります。
コンテンポラリーデザインをメーンに据える別フォーマットを開発して失敗したりして、トランスフォーメーションに失敗してきたのが敗因じゃないかと思ってます。
同じことが、ピア1インポーツにも言えます。一世を風靡した専門店チェーンですが、いまは業績不振にあえいでいる。強烈な個性は、飽きられるのも早い。
バイアウトされなかったというのも、興味深いです。モール内出店のためほとんどがリースで自社物件がなくて、資産整理してもおもしろくない、ということかもしれないですね。
復活を祈りましょう。
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