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October 17, 2007

【ウォルマート】 依然RFIDにコミット

先週末にWSJ誌がウォルマートに対してシニカルな記事を掲載していることをエントリーしました。
ウォルマート時代の終焉?

この記事の中に、ウォルマートはRFIDイニシアチブをやめた、というような文面がありました。メーカーに対する影響力が薄れてきたという論旨の中で出てきた言葉なのですが、推進すること自体をやめたのか、メーカーに対して協力要請することをやめたのか、文脈がいまひとつクリアではありませんでした。前者なら少々驚きです。

これに対して、ウォルマートの幹部が業界の展示会でのスピーチでRFIDの価値について強調する発言をしています。RFIDによって欠品問題が10%改善するだけで2億8700万ドルの売り上げ増につながり、これほど効果的な仕組みはないという論旨です。

ただ、RFIDの導入にROIを見出せないサプライヤーが少なからずいて、メリットを見出してもらうよう彼らと協働しなければならない、ということを付け加えており、強気でサプライヤーに要求していた以前のスタンスとは若干のシフトを感じます。

一歩後退、といったところでしょうか。
たぶん、WSJ誌の論旨は後者だったのでしょう。
メーカーに対してRFID装備をごり押しすることをやめて、投資に対する効果が出るような仕組みづくりを一緒に考えようというスタンスに変わったということのようです。

WSJ誌はネガティブな論調でしたが、RFIDは必要だろうというコンセンサスは業界全体にあり、時間をかけて進んでいくものと理解するのが正しいと思ってます。


投稿者: 鈴木敏仁 ( 03:30 AM )

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