October 15, 2007
「ニューエコノミーと流通業界」Vol.11,No.42
アメリカ流通eニュース
アメリカの流通業界は進んでいるという表現を使う人がいまだにけっこういる。戦後60年間、アメリカに劣った日本が一生懸命キャッチアップしてきたという図式で考えると、こういう言い方が出てくるのだろう。しかし破壊された社会を立て直すという期間においては遅れていたのかもしれないが、そういう期間はとうの昔に終わり、日本はすでに成熟経済に入っており、遅れているとか進んでいるという表現はもはや用はなさないと思っている。
少々古い本で恐縮だが、最近「勝者の代償」という書を読んだ。いまアメリカで起きている経済や社会の現象は「ニューエコノミー」化によるものなのだが、これは偶然アメリカにおいて世界に先んじて起きてしまい、そして世界中の多くの国でいま同じことがおきつつある、と説いている。アメリカに先見の明があったというようなことではなく、偶然アメリカで最初に起きてしまったということと、他の国々においてはアメリカナイズされているのではなく必然として起きているのだというロジックである。
今後の日本の流通業界を見通す上で、非常に参考になる見方である。
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投稿者: 鈴木敏仁 ( 01:37 PM )
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