セイフウェイ傘下でギフトカードを手がけるブラックホークが、クローガーと契約し年末までに販売を開始することを発表しました。
昨年のエントリーの、何でいまだに商品券なの? の写真にあるとおり、エンドにまとめて陳列するやり方で売るようです。
昨年のエントリーで書いたとおり、このギフトカード、かなり浸透しているんですが、この市場で高いシェアを持つブラックホークがセイフウェイの100%子会社であることは、アメリカの業界では有名ですが、日本ではあまり知られていないんじゃないでしょうか。
ブラックホークはセイフウェイにとって大きな収入源に育っていて、戦略的な位置づけも非常に高い。CEOのバードもかなりポジティブに見ている発言をしています。
さて今回のクローガーのスタンスなのですが、競合企業の子会社を儲けさせるわけで、太っ腹ですよね。ブラックホークがクリティカルマスを獲得してしまっているから、自分でやるには時すでに遅し、しかたないけど売れるから置こう、ということでしょうか。
日本ではたぶんこういうことは起こりづらいでしょうねえ。逆にいろんな企業があっというまに参入して、乱立して、歩調が乱れて各社ばらばら、という弊害が出そう(笑)
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