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January 10, 2008

[ターゲット] CEOウルリッチが引退

ターゲットのCEOロバート・ウルリッチが引退し、後任に現プレジデントのグレッグ・ステインハフェルが昇格することが発表されました。ターゲットは65歳を役員の引退年齢と既定しているようで、ウルリッチは65歳となる直後の5月1日に退任、その後は来年の1月末まで取締役会会長として残るとしています。

ターゲットはもともとデイトンハドソンというデパートメントストアが開発した別フォーマットですが、ウルリッチはデイトンに67年に入社、その後ターゲットに移り、14年間にわたって会長兼CEOの職にありました。ディスカウントストアというフォーマットでありながらウォルマートとはまったく異なるポジショニングで成功を収めるという現在のフォーマットの構築に、大きな貢献をしたのがこのウルリッチという人でした。

後任のステインハフェルもデイトンハドソンから出発した人なのですが、ずっとウルリッチの片腕として働いてきた人です。当然ウルリッチ経営のかなりの部分をこのステンハフェルが補佐してきたわけでして、言わばウルリッチ路線の後継であるわけです。
ですから、経営者は変わりますが、戦略戦術の本質的な部分は何も変わらないでしょう。

大手で例を上げると、ウォルマート、ウォルグリーン、ロウズ、ベストバイ、といったところでしょうか。何事も起こらなかったかのように、社風を体現する生え抜きがスムーズに昇格して新たな経営に当たる。次期リーダーの育成を怠らず、人材のパイプが太く、いつまでも車輪が回り続ける、これがエクセレントカンパニーです。

逆に失敗した例がホームデポでしょうね。
ターゲットもいましばらくは安泰という気がします。


投稿者: 鈴木敏仁 ( 02:08 PM )

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