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March 11, 2008

[ウォルグリーン] POSデータと在庫データをサプライヤーに公開

POSデータと在庫データを、ほぼリアルタイムで、各店舗の各アイテムレベルまで、サプライヤーに公開するプログラムを開始しました。昨年12月に導入し、主要サプライヤーのほとんどが参加し、今年半ばまでにさらに50社が参加する予定です。
ちなみにプラットフォームはアジェントリックス社によるデマンド・シグナル・マネジメント。

ほぼリアルタイムで在庫データを公開するということは、つまりほぼリアルタイムの在庫データが存在すると言うことで、だから自動発注が可能になっている、と言えます。
日本ではPOSデータの公開は進んでますが、在庫データまで公開できる企業は少ないんじゃないでしょうかね。


こういう話を聞くと、サプライヤーにどのくらい費用を請求しているのだろうかということがまず頭をよぎってしまいます。その上で、コラボレーションという名目でナレッジの提供をサプライヤーに求めるわけですから、サプライヤーサイドは大変です。
もう一つ、リアルタイムでデータが入ってくるおかげで、メーカーがショートタームなトレード戦略に偏ってしまい長期的なブランドマネジメントが弱くなるという問題が実は出てきている。

とまあ、余計なことを思ってしまったのですが・・・

アジェントリクスは電子商取引のWWREとGNXが合併してできた会社で、もともとは対ウォルマートで競合企業が連携して作られたものです。こういうプラットフォームがアウトソーサーの手で完成してゆくと、ウォルマートのリテールリンクも昔のようなアドバンテージが少しずつ無くなっていくということになります。


投稿者: 鈴木敏仁 ( 02:10 PM )

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