先日コストコでサンダルのクロックスを発見、なかなかおしゃれなものをコストコ売ってるなと驚いたのですが、どうやら正規の取引ルートで仕入れているわけではないという情報を得ました。
クロックスの広報は、「コストコに販売したことはないし、コストコに卸して良いと認めたこともない」と言明してます。
またコストコも二次市場から仕入れていることを認めてます。さらにクロックスだけではなく、Janzen、Hurley、Lucky、OshKosh、など他にも、非正規ルートから仕入れている商品があると言明してます。
実はコストコは二次市場から仕入れるということをよくやっていて、訴訟にもなったりしているのですが、すべて勝訴してるんです。
コストコらしいエピソードじゃないかと思い、紹介しました。
この企業のコンセプトは、7割以上を占めるステープルアイテム(ニーズ)の激安価格でお客を誘い、3割弱の宝探し的商品(ウォンツ)で買い物の楽しさを作り買い上げ点数を増やす、というものなのですが、このウォンツがすごくおもしろく、私自身も思わず買ってしまうことがよくあります。
「またコストコの罠にはまったな・・・」と苦笑してしまうこと、しばしばです。
クロックすのような商材は、このウォンツにぴったりマッチするということになるわけです。
それと、これだけの大企業になってもブランドメーカーと仕入れで戦っているという点に、興味を惹かれました。コラボレーションだけじゃないということですね。
売れるものは、メーカーがなんと言っても、なんとしても仕入れてきて、訴訟もいとわず売ってしまうという姿勢には、異論もあると思いますが、少々しびれました。
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