April 16, 2008
[ブロックバスター] サーキットシティに買収提案
DVDレンタル最大手のチェーンストア、ブロックバスターが家電チェーンストアのサーキットシティに買収提案を持ちかけていることが公表されました。水面下で提案してきたがサーキットシティが動かないのでブロックバスター側が公開に踏み切ったということだそうです。
売上高でも市場総額でもブロックバスターの方が小さくて、小が大に対して買収をしかけているようなものです。しかもブロックバスターは業績が決して良くなくて、買収資金に対する懸念もあるし、買収した後の資金繰りに対する懸念もある。
買収提案の後ろ側には、ブロックバスターの大株主、有名すぎるほど有名な投資家カール・アイカーンの存在があるようです。ブロックバスター買収資金の調達もアイカーンが保証しているみたいですね。
投資家が絡んでいるとなると、サーキットシティの不動産価値に着目している可能性が高い。仮に相乗効果が出なくても、不採算店舗を整理すれば負債は清算できる、ぐらいのことは考えているでしょう。
アメリカの周囲の論調はほぼ否定的です。
買収効果が少々見えづらいですね。
レンタルというビジネスモデル自体に将来性が失われつつあり、ここ数年ブロックバスターは変革を模索し続けてきているんですが、なかなかうまくいっていない。こういう企業が、変革を怠ってベストバイやウォルマートに負け続けている家電リテーラーを買収して、どういう効果を出すのか。
なかなか辛らつなコメントもありました。
「これは、DVDレンタルビジネスがほとんど死んでる、または死ぬプロセスにあることを明確に示唆している」
ブロックバスターとは言ってみれば日本のTSUTAYAみたいな会社です。ですから、TSUTAYAがコジマやヨドバシカメラに買収提案するようなものでして、なかなかインパクトの強い話ではあります。
現在日本の中堅家電チェーンストアの研修コーディネートの真っ最中で、なおさらいろいろ考えてしまってます。
投稿者: 鈴木敏仁 ( 06:47 AM )
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