2008年5月19日
「売場のサブブランド化を考える」Vol.12,No.21

アメリカ流通eニュース

 デパートメントストアのメイシーズがFAOシュワルツとのコラボレーションを開始する。メイシーズの売場にFAOシュワルツの専門店売場を作り、'店舗内店舗'として展開を図るという。今年の春までに812店舗中の275店舗に導入し、来年と再来年中に全店舗へ水平展開する。
 FAOシュワルツは高級玩具専門店チェーンとして有名だったが、経営が傾きバイアウトされて縮小、現在はニューヨークとラスベガスの二箇所にしか店舗がない。ただ知名度は相変わらず抜群で、埋もれたブランド価値をメイシーズが利用しようというわけである。FAOシュワルツとしても新たな拡大のチャンスで願ってもないことだろう。
 このように、他企業を店舗内にすっぽりと入れてしまう手法は今に始まったことではなく、アメリカではこの10年ぐらいのトレンドなのだが、目的は部門のディスティネーション化にあり、本質は部門のサブブランド化にあると考えている。

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鈴木敏仁 (02:30)
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