June 11, 2008
[ギャップ] 新たな再建策はダウンサイジング
昨年の7月に就任したグレン・マーフィーが金融機関主催のカンファレンスで新たな再建策を発表したのですが、テーマはダウンサイジングでした。
◆現在の店舗面積のアベレージは12,500sqf(約352坪)だが、これを6,000〜10,000sqfとする。
◆ベビー、キッズ、ギャップボディなど別フォーマットとして展開していたものを、一つにまとめる。
◆平均20,000sqf(約563坪)であるオールドネイビーを、14,000〜15,000sqf(約394〜423坪)とする。
マーフィーは、“我々は不動産をコストとしてみなしてきたが、これは資産である、最大限に現金化する必要がある”とコメントしてます。ここで言う‘最大限に現金化’という表現は、適正規模にすることで効率を最大限に上げる、という意味でしょう。
このダウンサイジングのためにかかるコストについての言及はありませんでした。
縮小均衡しようとしているわけです。拡販による再建は難しいと結論したのでしょうかね。
つい最近発表された第1四半期の決算では、売上高5%減に対して、最終利益40%増でした。この増益は在庫コントロールと経費削減によるもので、たぶん小売のプロのマーフィーがどこをいじればすぐに結果が出るかを知っているからこういう結果が出たのでしょう。前任のディズニーから来たプレスラーにはできない芸当というような気がします。
こうやってまず利益を確保することは、再建時には重要なポイントです。
ちなみに既存店成長率はマイナス11%、15四半期連続のマイナスだそうです。ということは、およそ4年間連続で既存店が前年割れしていることになります。
縮小均衡もやむなしなのかもしれません。
投稿者: 鈴木敏仁 ( 01:09 PM )
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