カリフォルニア州議員がセルフレジ方式での酒販売に規制を加える法案を提出しました。もし規制が成立すると、セルフレジでのお酒の販売ができなくなる。現在カリフォルニアでは酒を売る際に身分証明書による年齢の確認を義務付けているのですが、セルフレジではこれができないため規制する、というわけです。
たぶんこれでもっとも影響を被るのは、フルサービスのレジがないフレッシュ&イージーです。同社の説明だと、誰かが酒をセルフレジでスキャンするとブザーが鳴り、担当者が年齢を確認するシステムになっていて、問題はまったくないはず、とのこと。
法案を提出した議員は、特定企業を狙い撃ちしたものではないと言っているのですが、明らかにフレッシュ&イージーを意識したものだと思います。食品労働組合がバックアップしている可能性もあるでしょう。組合結成を拒否している同社に対する反発は小さいものではないですから。
フレッシュ&イージーの酒売場は小さなフォーマットとしては相対的に大きく、お酒がアソートメントに重要な位置を占めていることは間違いない。これが売れなくなるということはけっこう大きなダメージになりそうで、この件の今後の行方は注目に値するでしょう。
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