2008年7月21日
「市場が広がるブランドライセンスというビジネス」Vol.12,No.30

アメリカ流通eニュース

 衣料チェーンのコールズが来年から懐かしいブランド、Hang Tenを復活させる。クィックシルバーがバックアップ、デザインから製造まで引き受け、来年の春をめどに240店舗に導入し、年末までには957店舗に展開する予定である。
 Hang Tenは62年に若いサーファーによって開発されたブランドで、足跡マークを覚えている方も多いことだろう。40カ国で売られた歴史を持つが、アメリカでは03年に商品が消滅している。
 この販売ライセンスを持っているのがアメリカン・ブランドホールディングという企業で、コールズはこの会社と契約している。コールズはここ数年、PBの他に、他社のブランドを利用する独占ライセンスブランド(英語でExclusive Brand)を強化していて、Hang Tenもその一環なのだが、目的は他社との差別化にある。
 この小売企業が独占契約ブランドを利用する手法、アメリカではターゲットが非常に上手なのだが、いま流行の兆しがある。

鈴木敏仁 (01:34)
ペプシネックス



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