ニューヨーク市議会で先週可決されました。5店舗以上を経営するチェーン店で4,000sqf(112坪)以下の小売店が対象で、違反すると最初は警告、次からは罰金が課されます。罰金は最初は200ドル、次は400ドルだそうです。
冷房時にドアを開けておくか閉めておくかは、排出二酸化炭素量に大きな影響を与えます。ですから、きわめて当たり前の規制だと言えます。
ただ、一見すると当然だと思うのですが、結構見過ごされてます。
日本の都会においては、真夏でもドアを開放している商業施設は少なくない。チェーンストアで言うと、コンビニはドアがついてますが、ドラッグストアはドアなしがほとんどです。
ドアを開放することで出入りしやすくすることが目的なのですが、環境問題がクローズアップされている今はもうそういう時代ではないでしょう。
この問題はさらに、店内のクーラーをリーチインにするかどうかというテーマにもつながっていくと考えます。リーチインにすると売り上げが落ちるという理由で二の足を踏む小売企業がほとんどですが、しかし閉めることによるエネルギー効果は結構大きい。
日本も規制を検討するに十分なテーマだと思うのですが、どうでしょう。
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