ライトエイドが第2四半期に赤字を計上しました。赤字額は2億2200万ドル、昨年の6,960万ドルを大幅に上回りました。売上高は65億ドルで1.1%減、既存店成長率は0.6%のプラスでした。
理由として挙げられているのは、買収したブルックス/エッカードの不振が続いていることと、景気の悪化です。
さて今回の決算で目を引いたのは、数値の発表と同時に経営陣の刷新を行っている点にあります。COOやCFOが変わったのですが、CEOは変わらない。
ふと気になって調べたら、現在株価は1ドルを割っていて、市場の評価はほぼ死に体です。
こういう状況で、よく機関投資家が声を上げないなあと。サーキットシティ、CEOが解雇されちゃいましたね。ライトエイド、不思議なくらい株主との軋轢が表面化しません。
業績がなかなか上向かず、社内に問題を抱えつつ、ブルックス/エッカードを買収しましたから、そりゃ、苦労します。CVSのように買収に高いノウハウを持った企業とはわけが違う。
このあたりを糾弾されないということは、メアリー・サモンズというCEOはよほど信頼されているんでしょうねえ。
いちおう営業キャッシュフローは黒字だそうです。
それとここ数週間の金融クランチが発生する以前の7月に負債の借り換えを終えたので資金調達はしばらくは問題ないそう。
しかし、この企業を見ていると、調剤ビジネスとはほんとうに不死身だなということを実感します。
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