ウォルマートが中国で取引先を招待してカンファレンスを実施、リー・スコットがスピーチで、取引先に対して法令と規制順守を求める新取引ルールを設定することと、アメリカで導入している環境対策を中国にも移入することの、2つを明らかにしました。
コンプライアンスに関する取引ルールは来年1月から導入をはじめ、2011年にはグローバルベースに拡大するとのこと。
また環境対策については、既存店については2010年までに30%の省エネを実現し、新規店舗についてはエネルギー消費量が40%少ないプロトタイプの導入を進める。
資料によると、ウォルマートは中国からおよそ90億ドルにのぼる商品を調達しているそうです。確か数年前にアメリカ全体の総取引量の10%を占めているという話を聞いたことがあります。
ここ数年、中国商品の問題が次々浮上してます。
もしここで、ウォルマート規模の企業が動くことで中国のサプライヤーが変わるとしたら、たいしたことだなと思います。日本も間接的にその恩恵を被ることになるのかもしれない。
ただニュースでは、カンファレンスに出席していたサプライヤーによる懐疑的なコメントが掲載されていたりして、楽観するわけにはいかないんでしょうが。
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