ターゲットは自社ブランドの非常に強い企業です。とくにファッション系は強く、PBの比率は90%近いのではないかと思います。このファッション系の強さが逆にこの企業の現在の不調の原因ともなっているのですが。
さてこのPBのうち、グローサリー部門のブランドをオーバーホールし新しい商品ラインの投入を開始することを先週明らかにしています。
手を付けたのはターゲットのシンボルである的のマーク(同社の用語でブルズアイ、牛の目という意味)をメインに据えた自社名を名称とした商品群で、主にドライグローサリーで使用されているものです。新たに導入されるラインの名称は"Up & Up"、40カテゴリーに800アイテムを投入する予定で、秋までには全店舗に並べるとしています。
すでに1年半ほど限定商圏で実験しており、その結果を踏まえての水平展開です。
さてこの新イニシアチブ、あの有名なターゲットのシンボルが入ったブランドの廃盤なので、若干違和感を感じないでもないです。非常に強いメッセージ性を持ったロゴですから、もったいないという気がする。ただこれが消耗品領域にあって、そして今まで決して強いプレゼンスを発揮してこなかったということが問題なのでしょうね。
ブランディングは同社のコアコンピタンスですから、たぶんきっちりと成功させてくることでしょう。
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