エディバウアーが倒産しました。業界ではほぼ予測されていたこと、資本調達のメドがほぼ立っていることもあって、驚くようなニュースではないと思うのですが、日本では結構取り上げられていて、日米の温度差のようなものを感じました。
知名度は抜群ですからモールで店舗を目にすると必ず寄ります。でも買う物がないんですよね。こんなことが続いて、これじゃあもうダメだろうなあと感じていました。そういうアメリカの現実を日本では目にすることがないですから。
ちなみに予測とはこれです。
2010年までに消えるブランドは?
こんなニュースが流れているわけで、ですから倒産しても、ああやっぱりとなるわけです。
エディバウアーというブランドには非常にリッチなメッセージが込められていて、今ではこれがこの企業の唯一の価値と言っても過言ではない。投資企業がすでに2億200万ドルの投資をコミットしていまして、営業も継続することになっているのですが、これもひとえにブランドエクイティにあるのでしょう。
だから、上記エントリーにあるようにブランドが消えるということはまずないと思います。
ただこれからどう生き残っていくのか。
リネンズン・シングス、サーキットシティ、ボンベイ、のようにネット販売のみとなり、一方でブランド名をなんらかの手法で活用する、というような生き残り方しかないかもしれない。
マーチャンダイジングをよほどてこ入れしない限り、今のままでは難しいんじゃないでしょうか。
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