アマゾンがプライベートブランドを導入しました。ブランド名はPinzon(ピンゾン)、カテゴリーはホームファッション、ファニチャー、そしてキッチンです。
コロンバスによる新大陸への最初の航海に同行し、その後アマゾンを始めて探検したヨーロッパ人がビセンテ・ヤーニェス・ピンソンという人で、ここからブランド名が取られたそうです。アマゾン発見者ということで、今回の新ブランドの名称に採用されたのでしょう。
アマゾンはすでにStrathwood(アウトドアファニチャー)とDenali(ハードウェア)という自社ブランドを持っていて今回は3つ目、ただアマゾンは派手なプロモーションを一切かけていないのでほとんど知られていないと思います。
アマゾンは機関投資家に対してあまり情報を出さないことで有名です。批判を受けてもどこ吹く風で可能な限り企業データを出しません。このPBに対する姿勢も何か同じようなポリシーを感じるのですが、なぜなんでしょう。
慎重な理由はたぶん消費者からのフィードバックを測っているのでしょう。ざっとサイトを見るにほとんどが★4つ以上あるのですが、中には2つというのもある。
アマゾンが持つ大きな価値はお客による商品のレーティングにあります。PBも例外ではなく、お客の批判に容赦なくさらされます。
大々的な販促を打って売り出して、でもレートが低かったら、長期間にわたって存続するブランディングは不可能ですね。
だからたぶん慎重なんじゃないかなと思ってます。
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