2009年7月29日
[スーパーバリュ] 第1四半期決算で減収減益、業績悪化が鮮明に

決算数値は、売上高が5%減、最終利益高が30%減、既存店成長率(リロケーション除く)が3.2%減で、惨敗です。
既存店がマイナス成長となった理由として、厳しい経済環境、競合の激化、値下げプロモーションへの追加投資、の3つが挙げられています。

スーパーバリュ、というよりもアルバートソンズと言った方がいいのかもしれませんが、かなり苦戦してますね。クレイグ・ハーカートが新CEOとなったばかりですが、難しいときに経営を託されたものです。

この経営交代、小売というパラダイムの異なる事業をメインに据えたのはいいがやはり企業変革が難しいことに気づいて、経営をウォルマート出身の小売経験者にまかせた、と見ることができるのかもしれないですね。


さて今朝のWSJ誌がこの決算を引き合いに出し、「価格戦争が負け組と勝ち組に二分している」という記事を掲載していました。

勝ち組はウォルマートやクローガー。
負け組はセイフウェイとスーパーバリュ。

勝ち組にはアホールドも含んでました。


この記事でいまさらながら気づいたのは、価格戦略の転換に遅れた企業が負けてるんですね。

アホールドのストップ&ショップ、2006年にEDLPの実験を開始しています。
ちなみにスーパーバリュは昨年。
このエントリーに双方を掲載してます。
[スーパーバリュ] 特定カテゴリーへのEDLP導入を加速


クローガーはEDLPではなくロイヤルティマーケティングを使って、カードホルダーに対して大幅な値引きを実施してます。
この企業はこの10年ぐらいをかけてローコスト(つまり低売管理費率)に取り組んでまして、いまやウォルマートと遜色ないレベルになっている。つまりウォルマートと互角に価格競争できるまでになっているんですね。景気悪化を見込んではじめたわけではないだろうけど、体質改善と環境変化がぴったりマッチしました。


そして昨日書いたとおり、セイフウェイはEDLP戦略へ突入することを発表したばかり。


いまはみんな価格比較して買い回りますからねえ。
高経費体質企業にはつらい時期が続くことになりそうです。


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鈴木敏仁 (12:07)

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