セブン&アイ傘下の米セブンイレブンが先週の24日に、今後7年間で800店舗を増やすアグレッシブな新店戦略を発表しました。景気後退で商業家賃が下落しており、いま積極的に出店することは数百万ドルの節約につながるという論旨です。
米セブンイレブンは日本から人が来て、ずいぶん良くなりました。本体が大企業病に罹って機能不全に陥っている間に日本のジョイントベンチャーが優良子会社として親会社を凌駕し、立場が逆になってしまい、日本企業が立て直しにかかり、これが功を奏し始めているというのがストーリーです。
昔のままでまだ全く変わっていない店も多く全体からするとまだまだ感は否めないのですが、店舗によってはずいぶん良くなって、少しずつ回復してきているなと言うことは実感しています。
ただこの800店舗という出店戦略が吉と出るのか凶と出るのかは予測不可能です。
フレッシュ&イージー、トレーダージョーズ、ウォルグリーン、CVS、といったコンビニエンスをキーコンセプトとした小型フォーマットがてんこ盛りで、競合環境は甘くない。
アナリストたちの見方はおおよそネガティブです。
ただこういう場合、商売人のカンの方が正しい場合もある。
お手並み拝見、といったところです。
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