2009年9月22日
[スーパーマーケット] ドミノ効果? スーパーマーケット業界で価格競争激化


ロサンゼルスのスーパーマーケットをまとめてざっと見て回っているのですが、ラルフス(クローガー傘下)、ボンズ(セイフウェイ傘下)、アルバートソンズ(スーパーバリュ傘下)、ステーターブラザーズ、の4社ともに激しい値下げ競争を繰り広げているということを目の当たりにして驚いています。

ロサンゼルスだけでなくナショナルチェーンは各地でこれをやっていて、そのことは知っていたのですが、実際に確認してあらためてびっくりしているというわけです。
私はロサンゼルスの住人ですが、競合各店舗をまとめて見て回ると言うことは普段はしませんからね。

なだれを打つように各社が追随していて、まるでドミノのようです。

ボンズの値下げキャンペーン左の写真のように、ボンズは"数千アイテムをEDLPに"というキャンペーンを実施してまして、ゴンドラのほとんどの商品に値下げPOPがついていて壮観です。でもPOPをよく読むと、クラブプライス(カード使用による値下げ)が混ざっていて、ざっと見るに半分ぐらいは一時的な値下げのように見受けました。
ほんとうのEDLPではない。こういうのをギミックと言います。まあ、ものも言いようではあるのですが。

どの店舗もPOPが大量に貼られていて、このコストだけでも大変なものだろうなと。


消費者としてはもちろん大歓迎なのですが、でも長期的に見た場合、信用を失う危険もあります。みんなが合わせるように下げるってのもどうだろう。だったらもっと早く下げられなかったの。また元に戻っちゃうんじゃないの。


各店舗の大量のPOPを見て驚きながら、いろいろ考えたのでした。

鈴木敏仁 (06:39)
ペプシネックス



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