ウォルマートがカルフールのアジアと南米の事業に対して買収提案をしたが、提案価格が安かったためカルフールが断ったという記事を、フランスの経済誌がブログでエントリーしたようです。両社ともにコメントしていないので確証はありません。
一方、カルフールが中国から撤退するという噂が流れていて、カルフール中国の広報が中国のメディアに否定するコメントをしているようです。店舗数と売上高でウォルマートとRT-Martに抜かれたことが噂に拍車をかけている。
この2つ、ほぼ同時にニュースになっていて、カルフールが海外事業に対して何らかのアクションを起こしていることは確かなような気がしますね。
1月にCEOがネスレから来た経営者にバトンタッチされ、以来かなり大胆な施策を打っているようで上半期は赤字だった模様。こういう場合、早期に結果を出さないとまずいですから、大きな戦略的転換がなされる可能性が高まります。
しかし、もり仮にウォルマートが買収するとなるとグローバル流通の図式がまた大きく変わることになり、そんなわけでこのニュースに目が止まってしまったのでした。
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