ウォルマートが金融収縮を背景として、衣料サプライヤーに対して支払い短縮化のオプションを提供し始めました。通常の支払いサイトは60~90日で、これに対して10~15日間のサイトを提供。目的は商品の安定供給を確保するためですね。
資金繰りがたいへんなこのご時世に、ウォルマートの衣料サプライヤーは一息ついていることでしょう
適用を受けられるサプライヤー数は1,000社以上、他の分野のサプライヤーに拡大する予定は今のところないとしています。
小売業というものはすべからく、支払いを長くすることで回転差資金を出して、無利子のファイナンスをサプライヤーから受ける、というのが通常の商慣行なわけですね。
今回のウォルマートのプログラムはその逆で、支払いを短くしてサプライヤーに対してファイナンスを提供しているというわけです。
ウォルマートのサプライヤーに対する姿勢というものが垣間見れるニュースだと思います。
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