2010年1月14日
[ウォルグリーン] 海外進出は当分なし、国内にリソースを集中

昨日、ウォルグリーンが株主総会を開きまして、速報の中からいくつか戦略的なポイントを抜き出しておきたいと思います。

◇先週6日に発表された12月の業績が既存店成長率0.3%減と良くなかったのですが、現在進行中のリモデルやマーチャンダイジングのローカライゼーションといったイニシアチブがこれからプラスに作用するだろう。

◇アメリカ国内に集中するつもりなので海外進出はしばらくはない。

◇新規出店は過去に比べると減らしたたが、これからも新店は増やしていくし、買収も視野に入れる。

◇インフルエンザの予防接種は9月以来550万人を記録、これは全米全体の接種量の5%にあたる。新型インフルエンザは100万人。これによって来店したお客がリピーターになったかどうかを現時点で語るのは時期尚早。


海外進出といってもおそらく北米からということになるでしょう。いきなりアジアということはないと思います。
ちなみにインフルエンザの予防接種は強力な販促キャンペーンとなってまして、各ドラッグストアがこの一月ぐらい強力に前面に押し出しています。日本のドラッグストアにはありえない話ですね。

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鈴木敏仁 (01:59)
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