rue21はまだほとんど知られていない企業ですが、昨年末に上場しまして突如業界で知られるようになりました。ウォール街も注目を始めていて、今朝のWSJ誌に記事がとうとう載りました。
戦略的なことが書いてあったので、メモ代わりに。
・ターゲットとする商圏人口は5万人以下、世帯年収は5万5,000ドル以下
・リース契約から6週間で店舗を開店する
・開店に必要な投資は在庫を含んで16万ドルだけ
・低価格で回転数を重視、毎日新たな商品を投入する
・一年以内に損益分岐点を超える
現在は500店舗強、昨年の出店数は88店舗、今年は100店舗を予定。
CEOのコメントが戦略の本質を語ってます。
「メトロポリタンエリアから遠ければ遠いほど、儲けも大きくなるし売上も良くなる」
田舎のファストファッションですね。
市場はウォルマートとかぶりますが、ウォルマートが出ることのできないストリップモールが出店の中心なので、ここで差別化している。
ダラーゼネラルやアルディのアパレル版といったところかな。
ファッションバグやケイトーあたりとぶつかるような気がするのでそうそう甘くはないですが、極小商圏のファストファッションって意外とニッチなんです。
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