ホームデポの改革を引っ張っているマービン・エリソンが投資家向けのカンファレンスでスピーチしました。
いわく、改革のゴールはプロセスのシンプル化にある。
シンプル化に取り組んでいる分野は、サプライチェーンの変革、マーチャンダイジングの変革、カスタマーサービスの改善の3つ。
サプライチェーンは自社物流。
マーチャンダイジングはローカライゼーション。
カスタマーサービスは評価項目を、欠品削減、クレンリネスと買いやすさ、高品質なサービス、の3つに絞る。
マービン・エリソンは店員からスタートしたたたき上げで、彼が手をかけると店舗が見違えて良くなると言われるほどの腕利きで、一昨年に飛び級で店舗運営担当の執行副社長に抜擢された人です。まだ45歳と若いのですが、CEOのブレイクの片腕となって改革を引っ張ってます。
実際のところ店頭はかなり変わってきたことを実感します。
ただそれが業績に反映できているかどうかは微妙なところなんですね。
景気がいまだ足を引っ張っていて、改革の成果を判定しづらいわけです。
でもシンプル化というのは、いいです。
大企業になったら、必ず一度は通らなければならない改革テーマだと思います。
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