ボーダーズが電子書籍の販売に参入することを明らかにしました。同社はバーンズ&ノーブルに次ぐ書籍チェーン2位に位置する企業ですが、いままで電子書籍の販売はしてきませんでした。
投資をしているカナダのKoboという会社から技術提供を受けての販売開始です。
アマゾン、バーンズ&ノーブル、アップルのようにデバイス(ブックリーダー)は投入しません。
ネットで見る限り、iPhoneやiPad用のアプリで対応するようです。
この参入、遅すぎたんじゃないでしょうか。
「この市場はいままさに始まったばかりで、遅いと言うことはない」と同社は説明しているんですけどね。
昨年度の同社の決算は減収で赤字、赤字は3年連続、ボーダーズは競合に苦戦している会社です。いまこの時点で参入して、果たして利益に貢献できるようなビジネスに成長させることができるのかどうか。
バーンズ&ノーブルは来年、デジタルイニシアチブに1億4,000万ドルの投資を決めてます。
差は開く一方という気がします。
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