セイフウェイが持っている雑貨用のエコPBの名称は、ブライトグリーンと言います。このPBのうちの住居用洗剤ラインのマーケティングキャンペーンを実施しました。
Bright Green Clean Teamと呼ぶグループに、地元の団体や組織が加わって、コミュニティを掃除するというイベントです。
また登録してくれた人を対象に懸賞も実施しています。懸賞のサイトはこちら。
Bright Green Sweepstake
シアトルやフィラデルフィアといった7都市で、1都市あたり4日ぐらいを費やしたようです。
さてこのニュースを取り上げた理由は、スーパーマーケット企業が雑貨PBのマーケティングキャンペーンをしっかりと実施しているということと、やっていることがNBメーカー並みである点に注目したいからです。
食品を売るスーパーマーケットにとって雑貨はなかなか売りづらい部門であり、さらにPBとなるといっそう難しい。ましてや価格が若干高いエコPBですから、置けば売れるというものではない。
ではなぜアメリカのスーパーマーケットがこういう商材をしっかりと売っているのかというと、一つはNBメーカー並みの優れたマーケティング技術にその理由があるというわけです。
とりわけセイフウェイはマーケティングを主軸に据えている企業で、マーケティングの責任者がメーカーから来ていますから、やることがメーカー的です。
小売業にとってマーケティングは欠いてはならない重要な技術だと私は考えています。
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