アマゾンの過去3ヶ月間のデジタル書籍の販売冊数が、はじめてリアル書籍を上回ったそうです。
詳しい数値は公開されていませんが、リアル書籍100冊に対してキンドルによる電子書籍が180冊とのことです。
また259ドルから189ドルに値下げしたことで、キンドルの売上高も急増しているとのこと。ただこちらも具体的な販売数については明らかにしていません。
アマゾンって、実は必要最低限の数値しか公開しない企業なんですよね。
アナリスト泣かせだと言う話を聞いたことがあります。
こういう話を聞くと、デジタル書籍の時代だ!、なんてことを言う人が出てくるものですが、アマゾンも、業界関係者のコメントも、非常に慎重な姿勢です。いまのところたとえばデジタル書籍の伸びがリアル書籍の売り上げに影響を与えているという統計数値はないそうで、デジタルがどれほどのインパクトを持っているのかという点については未知数というのが大方の見方です。
まあ、今すぐ紙が無くなるとは思えませんしね。
ただ、紙のなんらかの領域がデジタルに置き換わってゆくということは確かだろうと私は確信はしています。
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