2010年8月24日
[バーンズ&ノーブル] 第1四半期に6,252万ドルの赤字を計上

バーンズ&ノーブルが第1四半期に赤字を計上しました。売上高は21%増の13億9657万ドルだったものの、最終利益は6252万ドルの赤字、既存店成長率は0.9%減でした。

赤字決算そのものは想定通りだったようですね。
デジタルビジネスへの1億4000万ドルの投資をコミットしているからです。将来への布石を最優先している。

ただおもしろいのは、想定外の訴訟費用950万ドルが赤字幅を大きくしたと書いてある点です。
何回かエントリーしていますがこれはロン・バークルが起こした訴訟に対抗するためにかかった費用なんですね。赤字を膨らませるのも厭わず、抗戦するために異常なほどの訴訟費用を投じているわけで、リッジオの気分みたいなものを感じ取ることができるんじゃないでしょうか。


既存店はマイナス、デジタルビジネスへの投資が店舗にシナジー効果を与えるのはいつになるんでしょうね。

鈴木敏仁 (05:20)

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