2010年8月18日
[ウォルマート] 既存店が上向かない米国ウォルマート

ウォルマートが第2四半期の業績を発表、売上高が2.8%増、最終利益高は3.4%増の増収増益でした。
ただこれを事業分解すると、米国ウォルマートが0.0%増のフラット、国際事業部門が11.0%増、サムズが2.2%増となって、実は海外が増収増益を牽引していることが分かります。

事業別の営業利益は、米国ウォルマートが0.2%減、国際事業部門が16.8%増、サムズが2.4%増で、利益でも海外が引っ張っている。

そして既存成長率は、米国ウォルマートが1.8%減、サムズが2.6%増で、米国内が足を引っ張っています。


決算報告に付随しているコメントには、プロジェクトインパクトが行きすぎた反省の内容があります。
店内から商品を削減しすぎた。
これをいま戻しているのだが、歳末までには立て直し、景気の回復が遅くて非常に慎重な姿勢は崩さずも、歳末から来年1月までには成長モードに入りたいとしています。


5四半期連続で既存店がマイナスなんですが、この見通しからは、あと少なくとも一回はマイナス成長となるのかもしれません。


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鈴木敏仁 (02:25)

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