昨日のエントリーで、"配送センター稼働のメドがたったんでしょうね"と書いたのですが、考えてみたらわずか8店舗のために巨大な配送センターを動かすなんてことはありえないんですね。
どうやらロサンゼルス近郊の配送センターからサンフランシスコまで運ぶことをとりあえず考えているようです。
この場合、運転時間が8時間を超えるため一人のドライバーが最初から最後まで運ぶことができず、中継地点をどこかに設置することになります。
長距離輸送はアメリカの得意芸とも言えて、フレッシュ&イージー自身がラスベガスとフェニックスの店舗をロサンゼルスの配送センターがカバーしています。
フェニックスのグローサリーホールセラーが南カリフォルニアの店舗をカバーするなんてことも実際にあります。
ローカルのホールセラーに委託し、店舗数が一定規模を超えたら自社配送センターを稼働させるという手もあるのですが、PBが多いですから難しい。
課題はリードタイムが長くなることからくる欠品と、総菜の鮮度、でしょうね。
アメリカは長距離物流では世界で一番効率がいいという話を聞いたことがあります。一方日本は短距離物流で一番効率がいいそうですね。
分かるような気がします。
ただ長く走ることによる二酸化炭素排出量ってどうなんでしょうね。
アメリカの流通業界は大規模なハブを作って長距離を配送するというモデルをずっと作ってきたんですが、エコという観点から産地と消費地を近づけようという動きもあるんです。
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