昨日、証券会社主催のカンファレンスで米国ウォルマート事業CEOのビル・サイモンがスピーチをして現状などについて説明したようです。
ざっとまとめてみます。
・第2四半期の売上高はフラットだが既存店成長率はマイナスだった。
・アグレッシブなロールバックを実施したが、低価格イメージを訴える効果はあったが、客数と売上高増にはつながらなかった。
・このロールバックは7月4日に終了し、それからは以前のEDLP戦略に立ち返っている。
・改装によって店舗は見違えるほどよくなって、お客の反応も非常に良い。ただ何かが機能しておらず現在改善に全力を挙げている。
・サム・ウォルトンは何をいくらで売れば良いかという点で非常に基本的な哲学を持っていた。我々はここに集中する必要がある。
プロジェクトインパクトには3つのスローガンがあったのですが、そのうちマーチャンダイジングを象徴する、WIn,Play,Show、は話によるとどうやらもう使わないようなんですね。
プロジェクトインパクトという呼称も一切コメントの中に出なくなってしまいました。
完全な軌道修正、ということのようです。
コメントする