2010年10月 4日
インストアTVがうまくいっていない理由

日本では各社がこぞって導入しようとしているデジタルサイネージとしてのインストアTVですが、アメリカではウォルマート以外ほとんど見ることがありません。
このウォルマートも今年初頭にネットワークをバージョンアップする予定だったのですが、まったく音沙汰がありません。

その理由について、アメリカのメジャーな流通メディアは私の知る限りまったく説明していないのですが、広告業界のメディアがようやく書いてくれました。
In-Store TV Still Fighting for Respect


要点のいくつかをまとめておきます。

・回線の工事費などインフラへの投資が高く、広告でこれをまかないづらい。
・効果的なコンテンツの開発に誰も成功していない。
・成長を見込んで参入した企業のほとんどが失敗しこの取り組みに対する業界内のイメージが悪化してしまった。


インストアTVって可能性は感じるんですが、テレビをただ置いて、普通のコマーシャルコンテンツを流しているだけでは、ダメでしょうね。
私もウォルマート店内で、エンドに設置されているTVをしばらく眺めていたことがあるのですが、TVを見入って商品をカートに入れる人は皆無でした。

日本ではメーカーが店頭に小さなモニターを持ち込んでコマーシャルを垂れ流したりしてますけど、あれも設置から撤収までのすべてのコストを勘案したらほとんどペイしていないんじゃないでしょうか。


アメリカの小売企業ってこのあたり非常にシビアなんですが、一方日本の小売企業はこういう一見すると見栄えの良いものにころりとまいってしまう傾向が強いんじゃないでしょうかね。


これ、少々考えることもあるので、メルマガにでも書こうかと思ってます。

鈴木敏仁 (03:11)

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