数週間前に南アのマスマートを買収するプランを持っていることを明らかにしたウォルマートですが、全株買収による子会社化ではなく、全株式の半分以下の買収として上場を維持する方針へと転換した模様です。
マスマートがメディアに語りました。
理由は不明。
ウォルマートはいま全店を回ってデューデリジェンスを実施しているところだそうで、その過程で戦略を変更する何かがあったのかも知れませんね。
日本のように、徐々に株を買い増して行くのかもしれない。
ちなみにこの買収プラン、注目をかなり浴びていて、今後の行方に注目が集まっています。
南アという地域に欧米小売企業が入り込んでいくことが珍しいことと、市場の大きさと、買収規模の大きさと、3つがあるんでしょうね。
この南アの話を聞いて私がふと思ったのは、欧米の昔の植民地政策の延長線上に存在していて彼らにとって進出することになにかと無理がないんだろうなと言うことなんですね。
日本の小売企業が南アに進出するなんて、とうていありえませんものね。
欧米の小売企業にとっては、過去に植民地化したことによる欧米文化の下地があるし、一度出ているから意識的にもそれほど遠い国でもない、ということなんだろうなあ。
インド、東南アジア、南米、すべてその伝です。
まあしかし、これが成就すると、南北アメリカ大陸、ユーラシア大陸、アフリカ大陸への進出となるわけです。
残るは南極大陸、でしょうかね^^
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