本日のWSJ誌が、ウォルマート、ターゲット、トイザラス、アマゾンの玩具バトルについての記事を掲載していました。
要約すると、ハロウィーンが終わって歳末商戦の前哨戦が始まり各社玩具の値下げを始めたのだが、ウォルマートの価格が総体として他者を圧倒するような安さを実現していない、という内容です。
ターゲットは昨年の歳末商戦が今ひとつだったため、その反省から今年は早い時期から大幅な値下げをしているのですが、一方のウォルマートは今年初頭の大きな値下げプロモーションの失敗から少々慎重になっているような印象があります。
ウォルマートのロールバックの期間は3ヶ月間なので、本当は10月初頭には値下げを始めなければならず、実際のところ例年10月から値下げが始まっていたんですね。ところが先月の視察研修であちこちのウォルマートを見て回ったのですが、ロールバックのPOPを玩具売場でほとんど見ることができなかった。
記事の内容と店頭の印象はほぼシンクしてます。
歳末商戦はどの企業にとっても極めて重要で、とりわけウォルマートはここで負けるということを許さず、過去は猛烈な戦いを仕掛けています。
これが今年どうなるのか、巻き返すのかどうか、とても興味深いところです。
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